第2話 裁判開始

今日はついに強盗犯の裁判が始まる。


地裁や高裁でも経験したが、やっぱり裁判がある日は気が乗らない。


そして徒歩で最高裁判所に着く。


裁判用の服に着替え、準備を行う。


今日あるのは、被告人陳述のみ。


そして現れたのはいかつい顔の検事。


その後に現れたのが、今回の被告である川西龍樹。


その後に現れたヒョロい男がおそらく弁護士だろう。


「裁判を始めます。被告人陳述を行います。被告人、前へ。」


と声を発し、裁判は始まる。


5分ほど続いたが、内容はこんな感じ


・被告人はかつて被害者にお金を奪われた

・だから復讐した

・今は自分の過ちを受け止め、反省している


なるほどぉ...


んじゃあ、被害者も事情聴取をさせないといけないな。


「現時点で命じる。検察に、被害者への事情聴取を命じる。被告人の陳述の真偽を確かめよ。」


とりあえず、被害者がカツアゲをかつてしてたかについて出てから、被告人の量刑について考えないといけないな。


問題が山積みだ。

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