温故知新

小さくなった光と ただ照らされただけの滑稽な夜

いとしいとしと いわなくなった こころさる


あいは光で満たされる

アイは闇につつまれる


無機交流電灯の青青しい照明に懐柔された眼球の諦観

網膜で消費される等間隔のぶつ切り映画


また、終わる

きっと明日も真っ暗


短く、光がつぶやいてくる

長く、闇が体に触れてくる


相容れない

愛せない

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