アニメ「モンタナ・ジョーンズ」に登場した「メカローバー」を紹介するエッセイ

18 エイ型メカローバー ジャオ

＜登場メカ＞

エイ型メカローバー　ジャオ

＜登場回＞

第１８話　香港で激突！皇帝の指令を探せ

＜舞台＞

香港

＜お宝＞

始皇帝（しこうてい）の勅令状（ちょくれいじょう）

＜解説＞

　舞台は香港（ホンコン）、お宝は秦（しん）の始皇帝の勅令状です。

　それを狙（ねら）うゼロ卿（きょう）一味や、秘密結社「イエロードラゴン」と、モンタナ一行がドンパチやらかす感じです。

　ボスであるホー・ヤンやその手下たちと丁々発止（ちょうちょうはっし）を繰（く）り広（ひろ）げながらの展開、なかなか熱いです。

　また、お宝へ到達するためのヒントを携（たずさ）えるキーパーソンとして、ガーネシアの回に登場したインチキ商人（？）ジョドファが再び現れます。

　メカローバーはエイ型です。

　本体が登場するのはいちばん最後のちょこっとだけですが、物語の途中で何度か上部の搭乗口（とうじょうぐち）だけが姿を現します。

　演出としてよくあるパターンですね。

　見た目は青を基調とした蛍光色の「エイ」です。

　名前になっている「ジャオ」の元ネタはわからずじまいですが、「邪尾」とでも書く感じでしょうか？

　魚類型だけに水中の移動は自由自在です。

　ほぼ手動ですが、魚雷（ぎょらい）を発射できます。

　が、弾数（たまかず）は予算の都合で一発だけです。

　これももはや「仕様」ですね（汗）

　最終的に、モンタナたちが乗り込む船に体当たりを食らわせようと急浮上、しかしそこには二艘（にそう）の大型船が――

　挟（はさ）み込（こ）まれてズタボロになり、骨だけみたくなってリタイアとなりました。

　メカローバーを目当てに見ているタイプには残念なパターンの回ですね。

　しかしながら、作品全体の演出としてはとてもよいですし、メリッサ（CV：岩男潤子さん）の歌唱シーンなど、ファンにはうれしい回でした。

　あまりぜいたくは言うものではないでしょうね（汗）

　今回も読んでくださり、ありがとうございます。

　それでは失礼いたします。