語りんと借りたんの嘘

ヘリプコターの落とし穴

僕の代表作OCTSには致命的な誤植がある。

コロナウィルス・ワクチンの開発者:

カリコー・カタリン博士を

カリコー・カリタン博士と堂々と紹介しているのだ。

第六稿を重ねても指摘されなかったこの誤植……

筆者も編集部も、良きものと思いスルーしてしまった。


冒頭に書いたカタカナ:

ヘリプコターも、実はヘリコプターの誤植である。

一発で看破出来た人はカタカタ感覚が鋭敏と言える。


今日、拝読させてもらったカクヨム内の原稿は

明らかに誤植と言える箇所が三箇所あった。

作者だから余計に気付き辛いのか

吾輩が目ざといのか判定は置いておいて

やはり、公開するのであれば誤植「0」を目指したい。

「注意喚起を促すために、敢えて誤植を点在させている」

という釈明は、致命的な嘘だ。

そんなの余計なお世話だし、完成原稿として提出する時

きちんと誤植の「before」「after」はケア出来るのか?

「出来る」という表現は当用漢字からしたらNGらしいが

吾輩の作品の8割は「出来る」で通して来たので

引っ込みがつかなくなって来ている。

「言う」「行く」「無い」「出来る」「様になる」

この辺の使い道も、案外難しい。

音声読み上げて「行って」をAIに読ませると

「いって」ではなく「おこなって」と表現するので

データ認識では、そういう比率になっていることが如実に解る。

「解る」は編集部との共通認識だ。

「判る」を判別時に使用していた時期もあったが

全ての「わかる」を「解る」と書いて頂きたいと指示が出ている。

推敲は基本的により多くの目でおこなった方が正確なので

筆者の吾輩も参加するのだが、

全ての「言う」を「いう」化するのか、確実に発言と解る箇所は

漢字で書くのか、繊細で判定が難しい、当用漢字の世界と規則。

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