2人用声劇台本【永遠にともに】

笛吹魔音

2人用声劇台本【永遠にともに】

コブクロの歌とは一切関係ありません。

一応恋愛モノとして書いてはいますが

成り立っていない可能性があるので

ご注意ください。


放送する際は作者名、URLを貼り付けてください。

裏劇でしたらどうぞご自由にお使いください。


性別は男性と女性物で書いてますが

希望があればBLやGLに変えても

男女入れ替えをしても構いません。

両声類と言う方がいらっしゃるのは聞いています。

その際は言葉の語尾を変えたりする事は

OKですが、極端なセリフの改変はしないで下さい。

噛んだ時にセリフをすっ飛ばしたりするのは

全然構いませんのでどんどん噛んでください。


【永遠にともに】

作者:笛吹魔音(うすいまお)&ぴこたんしあ



登場人物


冬馬(とうま)♂:結構真面目。付き合って3年目の美鈴にプロポーズしようとしている。


美鈴(みすず)♀:超鈍感(ある意味アホ)。何事も気付かずいつもそれを普通に乗り越えてきた。



本編スタート


冬馬:あのさ、ちょっと言いたい事があるんだ…。


美鈴:え?なになに?もしかして好物のハンバーグ食べたいって?


冬馬:違うって。言いたい事…そんな簡単なことじゃないか。

伝えなきゃならない事があるんだ。


美鈴:そうなんだぁ、なんだろうねぇ♪


冬馬M:やっぱり気付いてないのか…。


冬馬:今日は付き合って3年目の記念日だろ?覚えてないのか?


美鈴:あっ、そうだったね!毎日が楽しいから忘れてたなぁ。あはは(笑)


冬馬:だから伝えなきゃならない事があるんだよ。


美鈴:そうなんだねぇ。冬馬も悩んでるんだねぇ。


冬馬:悩んでるのは美鈴の鈍感さにだよ…。


美鈴:ん?鈍感?そうかな?


冬馬:いやいや、美鈴は完璧に超が付く鈍感だ。


美鈴:もうやだぁ、そんなに褒めないでよ(笑)


冬馬:褒めてないぞ!?決して褒めてないからな!


美鈴:で、なんなの?伝える事って。


冬馬:美鈴に会話の主導権握られたの初かもな。

…あのな、これ受け取ってくれないか?


美鈴:なんだろ?…うわぁ、すっごい綺麗だねぇ。

これどうするの?私が代わりに渡してくるの?


冬馬:バカ野郎(笑)この指輪は美鈴に渡してるんだから、他の誰かにやるわけじゃない。


美鈴:へぇー、こんなに綺麗な指輪もらっていいんだー(笑)


冬馬:そりゃそうだろ、美鈴は俺の彼女であるし、それにこれからはさ…。


美鈴:これからは?


冬馬:うるさいうるさい!いくら鈍感な美鈴ですらここまでされたら気付くだろ?


美鈴:ん?付き合って3年目の贈り物?私何も用意してないや(´・ω・`)ごめんね(笑)


冬馬:まだ気付いてない…超鈍感過ぎる。


美鈴:ちょっとひっどーい。鈍感鈍感って。


冬馬:鈍感だよ、俺がどんな気持ちでこれを渡したかわかってないんだからな。


美鈴:どんな気持ちって?だって、3年目の贈り物なんでしょ?


冬馬:違うよ、いやまぁ、3年目だからっていうケジメもあるのかな…。


美鈴:もう、わかんないよ!はっきり言ってよ!


冬馬:そうだな、美鈴にははっきり言わないと伝わんないもんな。


美鈴:最初からそうしてよー(・ε・` )


冬馬:…美鈴、俺と結婚してくれないか?


美鈴:…え?私と?


冬馬:それ以外にどう意味があるんだよ。


美鈴:いや、だってまさかこんなサプライズとは。


冬馬:確かにサプライズにはなったけどな。あと美鈴が本当に超が付く鈍感って事にも驚いたよ。


美鈴:またそんな事を言う!…でも、この指輪ってそういう意味なの?


冬馬:そうだよ。本来なら一緒に買いに行きたかったけど、驚かせたくてね。

デザインが気に入らなかったら、今度一緒にまた買いに行こう。


美鈴:ううん、そんな事ない!とても綺麗で素敵で凄く嬉しい!


冬馬:そう言ってもらえると俺も助かる。美鈴の笑顔だけを考えて買いに行ったからな。


美鈴:ありがとう!…こういう場合どういう返事が必要なんだっけ?えーっと…。


冬馬:こっちは結婚してくれないかと言ったから、受け入れるか、断るかの2択だな。


美鈴:断るなんてする訳ないじゃない!

そっか、そういう2択なのね。じゃあ、これからもよろしくお願いします!


冬馬:って事はプロポーズ受け入れてくれるんだな?


美鈴:もちろんだよ!断るなんて選択肢ないよ!


冬馬:良かった。こんなに勇気振り絞る事なんてないから、緊張したけど美鈴が鈍感で少し気持ち落ち着いたわ。


美鈴:だから、鈍感とか言わないでよー!


冬馬:悪い悪い(笑)じゃあ、これからは恋人じゃなく婚約者だな。それに美鈴の親御さんに挨拶行かなきゃな。


美鈴:それじゃあ、私も冬馬の親御さんに挨拶しなきゃならないね!


冬馬:そういうところだけ、鈍感じゃなく鋭いのな(笑)


美鈴:だーかーらー!…もういい(・ε・` )


冬馬:ごめんって(笑)

それに、もう1つ言っておく事があるんだ。


美鈴:もう1つ?何かあったっけ?


冬馬:(深呼吸)美鈴を絶対に幸せにする。


美鈴:…冬馬。私も冬馬を幸せにするからね!


冬馬:美鈴…【永遠にともに】居てくれないか?


美鈴:うん、もちろんだよ!【永遠にともに】ね。


冬馬:美鈴、愛してるからな。


美鈴:私も、愛してるよ。



〜Happy End〜




#声劇台本

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

2人用声劇台本【永遠にともに】 笛吹魔音 @mao_usui

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る