第14話 月 日 (深夜1時のジンライム)
東京駅に程なくして近いイタリアンバルで高校の同窓会がありました。
同窓会という言葉は全生徒の歳月を集約したものなので、部分的なメンバーの為、オフ会と呼称しています。地方に単身赴任しているAくんが東京出張で来るのでそれに合わせての開催です。
幹事は僕で、しかし金曜日の夜の東京駅付近のお店は予約でいっぱいでなんとか探しました。18:30開始。
少し遅れて到着し、女子の一人が「にこにこ先生ここきて!」と隣の席をさして言ってくれたのは地味な喜び。
女子三名、男子六名。
まずはビールでの乾杯でテンション上がり、美味しそうなお料理を頼んでいきます。
お仕事もバラバラだけど話はいくらでも盛り上がる。
相関性は分からないけれども、地元の学区の高校で進学校であったこともあり、皆、和やかで平均的に寛容な心を持ち合わせているように感じました。
このメンバはかつてコロナの時期、みんなでリモート飲みもしていたメンバ。
僕はこじんまりとエンジニアを営んているが、みんなの立派さに、感心したのです。
銀行員が二人いて二人とも世田谷に家を建てた。
正直、驚愕に思えるけど僕も頑張らないと、って強く思いました。
一方、あともう一人の男子は課長だがストレスが溜まっているようで、重めの辛口の重荷をこぼし、ため込みんだ愚痴をどんどん投下する
もちろん、愚痴も大歓迎。でもね、僕は内容がマイルドになるように、ちゃんと話を聞いてスライドさせるんです。
女子の一人は大手某アイドル事務所のダンスの先生をやっている。しかも自分でもライブをやっているというから驚き。
学生時代に戻ってしょうもない話を延々するのも、楽しい。お話がマウント大会になることはなく、楽しく盛り上がりました。
ビールのあとは、ワインを注文。何故か僕がある程度詳しい、ということで選んでは何本も入れてしまった。
一次会は二時間縛りだったので、二次会はカラオケ。僕は誰も知らなそうなでも洋楽の名曲を歌いました。
そして更に三次会。もう夜の1:30過ぎ。遅くまでやっているバーに入って、メンバは男三人。
3:00を過ぎて解散。僕はタクシーで帰りました。
また集まって盛り上がりたいと思った一日でした。
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