時々シッポ① 〜やっぱり犬が好き

 犬派、猫派と問われれば、迷うことなく「犬派!」です。

 犬と暮らしたことはあっても、猫とは無いので、その魅力を知らないだけかもしれませんが。


 動物と話せたら良いのにと思ったのは、子供の頃に読んだ「ドリトル先生シリーズ」の影響が大きいです。推しは雑種犬のジップです。とても賢い犬で、何度もドリトル先生の助けとなっています。


 犬の話を語りだしたら、いくらでも話せる、と思います。

 犬バカです。シッポのある彼等を愛しています。犬が出てくる物語やドラマで、最後に犬と別れるシーンが来ると、もう涙が止まらなくなります。


 私、春渡夏歩を尋問しようと思ったら、

 ① 味噌蔵に閉じ込めて、一切の活字を絶つ

 ② ドラマで犬と別れるシーンを延々と流す

 このふたつの方法が有効です。

(自分で弱点をさらして、どうする?!のか……)


「あう、あう、ごめんなさい……ごめんなさい。言う通りにします。何でも言います。だから、もう許してください……ううう、号泣」

 きっと、すぐに白状してしまうと思います。

(良い子はマネしないように)


 犬ならなんでも良いというわけではなくて、たくさんの犬に囲まれて暮らしたい、と思っているわけでもないことに、最近、気がつきました。


 ウチの子がいちばん可愛い。(当たり前だよ……苦笑)

 先代犬も、今、我家にいるコも雑種犬です。「何という犬種ですか?」とよく聞かれますが、何が入っているのか全くわかりません。


 世界にただひとつ、オンリーワンなのでございます!


 犬の言葉がわかったら良いのに、とよく思います。

 何が言いたいの? と尋ねてみても、シッポがゆらゆら揺れるばかり。


 シッポが欲しい。

 彼等と語り合いたい。


 でも、我家のお嬢様の本音は

「毎日、毎日、おんなじゴハンでつまらないんですけど」だったら、悲しいなぁ……。

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