異世界転生は愛するペットたちと共に〜ペットたちを庇って死んだら異世界に転生してしまった件〜

一宮琴梨

異世界転生

第1話 

 「はああ〜!やっぱり引きこもり最っ高!」


 高校に入った途端に始まった「いじめ」。

 何が楽しいのかわからないが、毎日のように殴るわ、机を汚すわ、物を隠すわ、本当に幼稚。


 私はそんなことをされても辛いと感じたことはない。むしろ馬鹿らしいと心の中で笑えた理由。


 それが、ペット達だ。


 毎日欠かさず手入れして、愛情を注ぎ練り上げられた最上級のもふもふ感。いつもニコニコしているように見える愛らしい顔。ことあるごとに抱きついてくる人懐っこさ。それらを持ち合わせているのはシベリアンハスキーのボタン(3歳)。


 ベルには及ばないが、癖になる触り心地の毛。撫でるとゴロゴロと喉を鳴らすそのハニートラップならぬキュートトラップ!最年少の末っ子ちゃん。ロシアンブルーのキク(1歳)。


 そして愛らしさに加えて最年長者の貫禄があるその存在感。小さい体でありながら、ベルとリリーの姉さん的ポジション。喧嘩を2人の喧嘩をおさめるときと、大嫌いな雷に怯えるギャップは可愛すぎて罪。チワワのサクラ(6歳)


 みんな大好きで大切な家族だ。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 一宮琴梨です。

 2つ目の異世界ジャンルの作品を描き始めました。まだまだ書き足りない部分などあると思いますが、暖かい目で読んでいってくださると幸いです(^∇^)


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