神王様のスキル「王の召喚」が強すぎる

レイ

第1話 捨てられそしてチート!?

神界

「神王様」

神王と呼ばれた青年は、そばに立っている女神を見る

「なんだ?」

「そろそろ休んでください」

「……どうしてだ!?」

「どうしてって……もう300年も働いてるじゃないですか〜!?」

「?そうだな」

そうこの青年は、300年も働いているのだ

「新王様が休まないと下の者達も休めないんですよ」

涙ながらに言うこの女神は、上級天使ラファエル。青年のメイドなどの役割をしている一人だ

「わかったわかった」

「ちょっと100年くらい休むから」

「わかれば良いんです グス」

どうしてこんなに言われているのかそれは、この青年が元人間だからだ。

「それで100年間どうするんです?」

ラファエルに言われた青年は、

「んじゃちょっと転生してくるかね」

「そうですかでは、すぐに準備に取り掛かりますどの世界にします?」

そう言われ考えた青年が選んだ世界は、

「じゃあ俺を、召喚した世界パルマにしようかな」

そう言うとラファエルは、不愉快そうな表情になって

「なぜその世界に行こうと思ったんですか?あの世界は、神王様を召喚し実験台にしあまつさえ捨てた世界ですよね?」

そう言ったときのラファエルの顔は、今にも泣きそうだった

青年は、昔を思い出す5000年という遠い昔の事を




時は、遡り


「「おおーーー」」

なんだ?光でなにも見えない

視界が開けると

「は?」

どこだよここ

俺、黒神蓮は教会のような場所にいた

「なにがどうなってるんだ?」

「あなたが勇者様ですか?」

突然知らない女の子から話しかけられた。

………てか今なんて言った?勇者とか言わなかった?


あれよあれよと王様のいる場所に連れて行かれ

「貴様が勇者か?」

でっぷりと太った男にそう言われた

「お父様今からそれを調べるところです」

「そうか……おい鑑定士を呼べ」

そして連れてこられた鑑定士の結果によると


名前 クロガミ レン

種族 人族

レベル 1

職業 なし

HP 10000

MP 5000000

スキル 異世界言語 吸収 鑑定


「な!」

王様がぷるぷるしだした

「なんだこの弱いステータスはこんなのスライムにも勝てないではないか」

へ?

これが弱い?

「こんなのが召喚されたとバレたら我が国は、笑い者だ………この者を牢に入れておけ」

なんで?

そしてここからが俺の地獄だった

毎日毎日スキルが人工的に発現する、人体実験が行われ俺の体は、もうボロボロだったそしてようやく発言した俺のスキルは「王の召喚」

しかし

このスキルは、だれも見たことも聞いたこともないスキル更にはスキル名に王の召喚つまり王を自分の元に召喚するスキルとして他の大臣などに「「不敬だ」」と言われ近くの魔の山に捨てられたそこは、魔力が強すぎて魔物が強力になっている場所だった。

そんな場所に捨てられたらどうなるか

それは、獲物が来たということで沢山の魔物がやってくる


………なんなんだ?

いきなり召喚して捨てるなんて

一体何だったんだろう俺の人生いきなり召喚されて才能ないからって勝手に人の身体を弄んで挙げ句捨てる?

「ふざけんな」

怒りが湧いてきた

勝手に呼んだことを

身体で弄んだことを

捨てたことを

そしてなにより………才能がない自分自身に

それならないならないなりにやることがあるこんな運命に抗うことだ

絶対に生き残ってやる!!

とそのとき

〜条件を満たしました〜

〜称号 「理から外れし者」を手に入れましたそれにより「想像魔法」を手に入れました〜

なんだ?

自分に鑑定をかける

そこには称号とスキルが新しく付いていた

称号 理から外れし者

詳細 自分の運命から逃れようとした者に与えられる称号

想像魔法が使えるようになる


スキル 想像魔法

詳細 理から外れた者に贈られる魔法

想像した者を出したり創れたりする

MPが必要

更に王の召喚も鑑定


スキル 王の召喚

詳細 全ての歴史の全ての種族の最強の者を召喚できるそれがたとえ神であろうと…召喚には、MPが大量に必要


「もうなんでもいい!!

俺に力を貸してくれる奴ら全てきてくれ」

そして虹色の∞と描いてある魔法陣がこの山が入るくらいの大きさで出現

そこには、沢山の形をした影が見えたがレンは、そこで気を失った

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