第一章、第二章のあらすじ
第一章、第二章 あらすじ
ノハの暮らすニザの国にはニザミモという不思議な木がある。樹齢千年の大木はお主様、裏庭の若木はノハのお気に入りでルーとジョー。
ノハは父ジョン作のそりで高い所から初一人滑りを楽しみにしていた。
ルーとジョーは、ニザミモの木は時間や空間を自由に移動でき、生き物に力を与える『シークレ』を使えることを知り、ノハを喜ばせようとノハの初そり遊びの日、シークレを使って、そりを動かし、森の中へ入れてしまった。大昔お主様と空が約束をしていたため、雷鳴と猛吹雪が起こり、三日間ノハは森の隠れ家に閉じ込められてしまう。
お主様はルーとジョーにミツバチの屋敷ではちみつをもらうこと、ナックのつけているコインとナックの意識をつなげることでノハを助けられると伝えた。ルーとジョーは奮闘し、ノハは無事迎えに来た馬のナンナに乗り帰宅する。力を使い果たしたルーとジョーはナンナのお陰で元気になった。
翌年、ノハ、父ジョン、ナック、馬のナンナと雪の森の遭難場所へ探索に出かけた。ナンナはニザミモの根で出来たノハとナックしか中に入ることが出来ない隠れ家に案内した。
ニザミモの木は二十三年に一度の落葉の日しか葉や枝を切ることが出来ない。ニザミモの若木は、ジョンの斧を腐食させ、ニザミモの特性を発揮し始めた。
ニザミモの若木の面倒をみるニザリスのイーとスーは雪ごもり間にシークレを使ってノハを森へ入れてしまったことを知り、怒りに任せて木を傷つけ、逆に木の粘液物質で瀕死状態に陥ったが、ニザオオフクロウのフクとヤモリ部隊により救出される。
ナックとララがニザの国に来て一年経ち、ロール、ミーク、ナミ、ノハの六人で森探検に出かけた。ララがロールからもらったブローチとそっくりの幻の鳥シャーダ、擬態の名人、爬虫類のメレオ、幻級の魚カリューノに遭遇。お主様に報告するため幹に張り付くと「ニザの国大好き!」みんなの思いが重なり合った。
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ニザの国の物語Ⅰ みいや @mi--ya
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