あるき水、初めて知りました。
それを『歩く涙』と捉えられる光希の優しさが蛍子を救ったのかも知れないなと思いました。
妖怪は捉え方によっておよぼす影響もきっと異なってくるのでしょうね。
ちなみに本論でなくて申し訳ないのですが、羅生門は太宰ではなく芥川かな?と思いました。
kouさん、ありがとうございました。
作者からの返信
妖怪や怪異の類は好きなのですが、私も執筆にあたり調べて、このような妖怪がいるのを初めて知りました。
ただ、目撃談のみで、他の細かいことが分からない。なので、神様の涙としたのはお話の上での解釈ですが、作品を好意的に感じてくださり嬉しいです。
ご指摘ありがとうございます。
執筆にあたり、動画の朗読を聞いていたのですが、ミックスの朗読で説明欄の『走れメロス』の作者と入り混じってしまっていました。
有名作品なのに間違っていて、お恥ずかしい限りです。
なお『羅生門』や『山月記』は学生時代に読んで面白いと思った作品です。
『羅生門』は、鬼が出てくるのかなと思っていましたが、門の上で老婆が死体の髪をむしっているところは怖くて好きだったりします。
ご感想、ありがとうございますm(_ _)m
あるき水!
これまたすごい妖怪がいたものです。
そして、これを歩く涙と解釈するところも面白かったです。
忘れ去られる神は怒りにまかせて、祟ることもあるのでしょうが、こうしてひっそりと悲しく消えていくものも多いのかなと思うと、なんだかしんみりして胸に来るものがありました。
作者からの返信
コメント嬉しいです。
雨に関連する怪異妖怪を調べていて、あるき水を見かけましたが、目撃談があるだけで特に悪いことや怖いこともない。
これをどうやってお話にしようかと考え、水が襲って来る怖い存在にしてアクションものを考えました。
でも、目撃談は人に害がなさそうだと思い、信仰されなくなった神様の涙という解釈にしてみました。
力を使って解決するよりも、使わないで解決に至る方が難しく感じていますが、しんみりとして頂けて嬉しいです。
ご感想、ありがとうございますm(_ _)m
妖怪って、解釈次第で怖くもなったり、その反対にあたたかい存在になったりもしますね。
その二面性がどちらとも深く現れている……勝手ながら、作者様は妖怪と言う存在をとても愛されている方なのだろうなと想像いたしました。
作者からの返信
ご感想、とても嬉しく拝読いたしました。仰る通り、妖怪はその解釈次第で恐ろしい存在にも、温かい存在にもなり得るものですね。
信仰を失ってしまった為に、妖怪になってしまった神様は、自身の存在に気づいて欲しくて光希の妹を病にしたか、してしまったか。
しかし、こうして再び信仰を得ることで、再び神様に戻ることができたことは良かったと思います。
そうですね。妖怪は子供の頃から好きで、その類の本をよく読んでいました。そんな不可思議な存在が好きで、現代を舞台にした『妖神(マガカミ)』というシリーズを書くに至っています。
そちらもご購読頂けたようで、嬉しいです。
ご感想、ありがとうございますm(_ _)m
この度はさいかわ水無月賞にご参加いただき、ありがとうございました。
作者からの返信
企画に参加させて頂き、ありがとうございます。
お陰様で作品を書くきっかけになりました。
機会があれば、また参加させて頂きます。