けものフレンズ 12.2話「おでかけ」の台本talk1


[シーン: ジャパリ図書館]


かばんちゃん:

(静かに本のページをめくる。周りの静寂が強調される)


[サーバルが静かに背後から近づいてくる。足音がほとんど聞こえない]


サーバル(静かな声で、いたずらっぽく):

「よーし、今だ!」


[サーバルが突然かばんちゃんの耳元で囁く]


サーバル:

「かばんちゃん!」


かばんちゃん:

「うわっ!」


[驚いたかばんちゃんは本を落としてしまう。驚きで目を大きく見開く]


サーバル:

「あはは、びっくりした?」


かばんちゃん(少し焦って、本を拾いながら):

「サ、サーバルちゃん!?びっくりしたよ~。」


[二人は一瞬の静寂の後、顔を見合わせて笑い出す]


かばんちゃん:

「でも、サーバルちゃんのおかげで、ちょっとリラックスできたかも。」


サーバル:

「それなら良かった!かばんちゃん、今何してたの?」


かばんちゃん:

「この本を読んでいたんだ。」


サーバル:

「へぇ、面白そう!見せて見せて!」


かばんちゃん:

「うん。(本をサーバルに見せる)」


サーバル:

「うーん…よくわかんないや。かばんちゃん、どんな本なの?教えて教えて!」


かばんちゃん:

「あはは、サーバルちゃんらしいや。この本にはジャパリパークについて書かれているんだ。」


サーバル:

「へぇ、そうなんだ!やっぱりかばんちゃんってすごいや!」


かばんちゃん:

「ありがとう。でも、サーバルちゃんもすごいよ。いつも元気で楽しそうだもん。」


サーバル:

「えへへ、ありがとう!今日はいい天気だから、おでかけしようよ!」


かばんちゃん:

「そうだね。気分転換に外に出るのもいいかもね。」


[二人は笑顔で図書館を出る]


[シーン転換: 図書館の外、ジャパリパークの自然の中。風が木々を揺らす音が聞こえる]


[サーバルが木陰で日向ぼっこをしている]


サーバル:

「かばんちゃん、今日は本当にいい天気だね~。」


かばんちゃん:

「そうだね。せっかくだからみんなに会いに行こうか。」


サーバル:

「うん!きっとみんなも喜ぶよ。」


[二人はゆっくりと歩き出す]


かばんちゃん:

「サーバルちゃん、いつも元気で羨ましいな。」


サーバル:

「えへへ、そうかな?かばんちゃんと一緒だともっと元気になれるんだ!」


かばんちゃん:

「ボクもサーバルちゃんと一緒だと楽しいよ。」


[二人は笑顔で駆け出す。カメラが二人の後ろ姿を追う]


[木漏れ日の中、二人のシルエットが次第に遠ざかっていく。風が優しく吹き抜ける音が聞こえる]

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

けものフレンズ @steck

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る