学年一の美人が同じく学年一の天才と交際したら最強になった件
福サーモン
第1話 スーパーでの出来事
僕の名前は木村勉、今日高校生デビューをした、現在近所のスーパーで買い物をしている。
夜ごはんの食材を買いに来ただけなのに、お菓子をつい買ってしまいたくなるのはなぜだろうか。
お菓子コーナーに到着した、すると1人でお菓子を持ちながら立っている美女を見つけた。買おうか迷っている様子だった。
この人、同じクラスの大西絵美さんだ。やっぱり美人だな。
僕は立ち止まって無我夢中で絵美さんを見ていた。すると。
「あの、同じクラスの勉さんですよね?」
やっやばい、話しかけられてしまった。
「は、はい、同じクラスの木村勉です、あ、あの、すいません、じろじろ見てしまって」
つい無我夢中で見てしまった、怒ってるかな。
「全然大丈夫ですよ、気にしないでください」
よかった、怒ってなくて安心した。
「あ、あの、そのお菓子好きなんですか?」
これは普通に気になったので聞いてみた。
「はい、大好きですよ。うめぇ棒、とっても安いですし、20円ですよ!」
20円なら、僕も買ってみようかな?僕はうめぇ棒を手に取ってカゴに入れた。
「勉さんも買うんですか?うめぇ棒」
「僕うめぇ棒食べたことないので、買ってみようかなと思って」
気っとさぞおいしいんだろうなと思った、家で食べるのが楽しみだ。
「口に合うと良いですね」
絵美さんはニコニコしながら言った。
「あの、1つ相談してもいいですか?」
絵美さんは真剣な顔をして聞いてきた、なんだろう。僕に相談?断る理由もないので聞いてみることにした。
「良いですよ」
「勉さんは勉強がたしか得意でしたよね?」
確かに勉強は得意だ、勉強をやっていて嫌になったことはない。
「そうですね、勉強はできるほうだと思います」
「私、勉強が苦手で、テストでは毎回赤点をとってしまうくらいの成績でして、良ければなのですが、勉強を教えてほしいなと思いまして、勿論ただで教えてもらおうとかではないですよ?条件つきで」
僕は思った、条件付きじゃなくても普通に教えたいと。
「私は1つ条件を思いつきました!」
なんだろう、お金を払う条件で勉強を教えてもらうとかかなと思った。
「私とお付き合いをするという条件で勉強を教えてもらうというのはどうでしょうか?」
「え?!」
顔が真っ赤になった、まさかの言葉で思わずえ?!と大きな声で言ってしまった。周りの人たちは僕のほうをじろじろ見てきた、正直恥ずかしかった。
「駄目、でしょうか?」
駄目というか、いいのだろうかと困惑している。こんなことをいうのだから、彼氏はいないんだろうなと思った。
「よ、良いですよ」
こんなチャンスはもうないと思ったので承諾した。まあ、なるようになるだろうと思った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます