濁り湖 足先入れて 引き摺られ 広がる渦や 生きるも苦し
二千二十四年五月二十六日
濁り
琵琶湖に行くと、曇り空を映し、どよんとしていた。足湯のように足先を入れると、渦が広がった。じっと見つめていると、引き摺り込まれて、溺れる私が見えた。それは、今の私のようだった。
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