人民網日本語版 中国の日米に対する応対の違い V.2.1

@MasatoHiraguri

第1話 相手のレベルに合わせたおもてなし

  分相応のおもてなし・相手の身の丈に合わせた応対。

○ プラグマティズム(実用主義)の国には最先端技術を見学させる

  ○ 宗教団体様にはそれなりのおもてなしを。

*********************


2024年5月末~6月初めにかけて、

○ アメリカからは青年たち20名が

○ 日本からは創価学会の若者100名が

約一週間にわたり中国を訪れ、それぞれに見合う中華料理的なる饗応を受けました。

食べ物の話ではありません。

日米を代表する青年たちの持つ能力と抱く関心、担う役割に合わせた、分相応の料理(中国での訪問先・応対人員)で、中国側が彼らを適切におもてなししたということです。

<引用開始>

○ 米国の青年たちがスマート・インフラを見学 四川省成都

  人民網日本語版 2024年06月11日16:25

成都地下鉄13号線の建設現場を見学する米国人の青年とエンジニアたち(撮影・張浪)。

米国人の青年とシニアエンジニア約20人が6月10日、中米青年交流計画「未来への懸け橋」中国中鉄インフラ・スマート化建造交流活動の一環として四川省成都市を訪れ、中国のスマート・インフラを至近距離から見学した。(編集KM)

「人民網日本語版」2024年6月11日


<引用終わり>

彼の国の国債を世界で一番沢山購入してあげているにもかかわらず、何かと中国の足を引っ張るアメリカ。いつまで経っても、AIの使い道として、ミサイルだの戦闘機といった人殺しの道具にしか目を向けられない、国家としては落ち目の三度笠(戦争がなければ、世界の表舞台から消え去るしかない)アメリカ。

そんなにっくき、且つ、スクラップ&ビルド(破壊と新造スタイル)国家としては倪(果て・終わり・端)が見えている相手に対し、しかしながら、中国と同じ実利・実業優先のプラグマティズム国家ゆえ、最先端技術とはこういう場面に使うものだ、と胸襟を開いて教えてあげる中国という国の懐の深さ。

<引用開始>

○ 日本の創価学会青年代表団が中国伝統手工芸を体験

人民網日本語版 2024年05月30日15:28

<引用終わり>

<引用開始>

  「・・・創価学会の青年代表団100人は中国人民対外友好協会と中日友好協会の招きを受け、5月26日から6月2日まで1週間、中国を交流訪問し、北京や天津、烏魯木斉(ウルムチ)、吐魯番(トルファン)、深センなどを訪問し、文化史跡・遺跡を見学したほか、中国の青年との交流も行い、活力ある中国を感じ、中日両国の友好に「若々しい力」を注ぎ込むことを目指している。

「人民網日本語版」2024年6月3日


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○ 日本の創価学会青年代表団が中国伝統手工芸を体験

  人民網日本語版 2024年05月30日15:28

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  人民網日本語版 2024年06月03日15:50


<引用終わり>


たとえ10人でも1,000人来ても、宗教団体にはそれ相応の対応。

もちろん、若者が手工芸体験をしている間に「偉いさん同士で建設的な謀議」というのは、どこの世界でもありですが、それにしても、カモフラージュとはいえ、もう少し知的で生産的な「体験」ができなかったものか。

  日本国を代表するいい歳をした若者100名が「伝統手工芸を体験」することが、日中(中日)友好になるのだろうか。

  (外来種)日本人とはその程度の問題意識なんだからそれでいいのだ、と中国側に査定された、とは考えすぎか。


  もしもこれが、ルネッサンス研究の泰斗会田雄次や中国研究では世界一、かの宮崎市定らの育てた京都大学や、電子・電気・半導体では世界一の東北大学といった在来種純粋日本人の訪中ともなれば、彼ら中国人もそれなりのスタッフと訪問先を厳選し、「友好」という掛け声の下で、貪欲に・超真剣に日本人の思想や技術を学び取ろうと必死になったでしょう。それが共産中国の真剣味というか凄みなのです。


それにしても、中国の閾値(しきいち・限界値)における、幅の広さ・奥行きの深さとは、建国500年程度の米国や、戦後生まれの新興宗教では足許に及ぶべくもない、と感じるのはじじいの私くらいのものか。

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