エイトのセリフ

@eight06167

1〜100

1

ああ、いらっしゃい。珍しいお客さんだ。

うちのメニューには珈琲しかないのだがね。

とっておきを用意しているからゆっくりしていくといい。

ほれ、そこに座って。

………君の。君の名前を僕に教えてくれるかな?


2

ねえねえ。私は元気だよ。

毎日朝ご飯を食べて、仕事をして、寝て。

そしてあなたのことをいつも考えてるよ。

………早くあなたに会いたいよ。


3

君のこと大好きだったはずなのに、愛していたはずなのに。

布団の中で目を瞑るたびに、君の声が、ぬくもりが私の中から消えていく気がするんだ。

ねえ。お願い。夢の中でもいいからあなたの、その声を聞かせて。


4

無償の愛をもらっているくせに、もっと多くの人に愛されたいだなんて、我儘娘ちゃん。

今日も皆に問いかける。『私のこと、愛してる?』


5

世界は移ろい色褪せていく。

私も一人、一人と忘れられていく。

それでもいいのだろう。

どうしようもない存在なら。

どうしようもない人生なら。

どうしようもない世界だったのなら。


6

君と過ごす時間の全て。

儚く消えてしまったあなた。

あなたは私の全て。

消えないで。

どうしようもない世界の荒波は

君を攫っていってしまった。


7

君、そんな頭の中じゃこのパーティーには参加できないよ。

そんなにたくさん詰め込んでさあ………。今までどんな人生送ってきたんだ。一体。

そんなくだらないゴミはさっさと捨ててきて、からっぽな頭で踊るんだよ。

優雅に、何もかも忘れてね。


8

お前はお前だけの道を行くんだ!

例え、皆んなが憧れるヒーローになれなくても、

悪の中で輝き続けるヴィランになれなくても。

お前はお前のまんまで生きろ!


9

君は魔法を信じるかい?

いつか君を救うヒーローが現れると思うかい?

自分はいつか幸せになれると思うかい?

そんなもの全て幻想だよ。

君は勘違いしてるんだ。真面目に生きていればいつか幸せになれると勘違いしてる。

そんなわけないじゃないか。欲に塗れて、快楽を追求してこそ人生は輝くんだよ。


10

ん?前に言ってたやつ?

まあそこそこだよ?いやいやいや!違うよ!

うちの教団はそんなに怪しいものじゃないし!いたって健全な宗教です〜!

でもね、最近ふわふわして、楽しくて、嫌なことも綺麗さっぱり忘れられて。

全てがどうでも良く感じるんだ。

だからね、君のこともどうでも良くなちゃった。ごめんね?


11

あら、君一人?

迷子さんかしら?それともお客さん?

そう、そうだったのね。あなたは良く頑張ったわ。何も悪いことなんてない。

そう。悪いことなんてないのよ。

私に打ち明けてくれてありがとう。

こっちでは幸せに暮らせること、願っているわ。


12

あらあらあらあら!

まあお久しぶり!元気してた?あんたが中々お店に来なくて心配してたのよ?

そうなの。それは大変だったわね。

アタシはあんたを誇りに思うわよ。ね?胸張っていってらっしゃいな!


14

大人たちは嘘と建前ばっかり!私たちのこと子どもだからって、はなから相手にしてないみたい。

こんな大人のことなんて無視して、二人で一緒に逃げちゃおうよ。

二人で一緒にさ。


15

あのさ…………。お願いしたいことがあるんだけど、放課後校舎裏に来てくれない?

ん?何言ってんの?告白?んなわけないでしょうが馬鹿たれ!

校舎裏にある、倉庫の整理だよ!頭沸いてるの?


16

『月が綺麗ですね』

えへへ、バレちゃった?こんなロマンティックな夜だからついこんなセリフ言いたくなっちゃった。

そっか君も私のこと好きなんだ……。

そっかあ。嬉しいなあ。

じゃあ、約束してくれる?

私が死んじゃった後も、無数にある星々の中から必ず私を見つけてくれるって。

必ず私のことを探し出してくれるって。


17

ねえ。もし君に羽が生えたら、何をしたい?

違うよーー!そんな現実的な話をしてるんじゃないのーーー!!

あのねえ。もし羽が生えたら、どこにでも自由に行けるでしょ?

私のこと、君が抱えて、どこか違う世界に連れてってよ。

約束だよ?


18

あのっ!お話があって…。

これ…。ラブレターです…。

あのっ。私あなたのことが好きなんです!

駄目、、。ですか。そうですか。

突然こんなこと言ってしまってすみません。


じゃあ、また別の人に告白してきますね!

え?ああ!名前のところはフリクションで書いてあるので!ご心配なく!


19

そうさね、少し昔話をしようか。

これはおばあちゃんが絶世の美少女アイドルとして、一世を風靡していた頃の

話でなあ。


20

あのさ。僕と一緒にこのクソみたいな世界の攻略法を探してみないかい?

君となら、こんな世界でも楽しく生きていけるような気がするんだ。

君と一緒に生きていきたいんだ。


21

あ…。この宝石。あなたの眼にそっくり。


………とっても綺麗ね。夢のようだわ。

そうね、あなたには見えないだろうけど。

うっとりするほど美しいわ。


22

今まで何処行ってたの?

何してたの?誰といたの?

って、ぜーんぶ知ってるんだけど。

君が全部悪いんだよ。だってあなたは、私の期待を勝手に裏切った『悪い子』でしょ?


23

そんな顔をしないで……。

私は幸せだったよ。

憧れだった君と、こんな最期を迎えられたなんて。

昔の私に伝えたら、びっくりしちゃうんだろうなあ。


ああ………。もうそろそろかな。

私が世界で一番愛した人。私がいなくてもどうか幸せになって。


24

う〜ん。………この生命体は、、ホントにこれ、地球上の生物か?

それにしても、こんな生物、見たことないんだけど。

うーん。……あれっ?なんか今動かなかったか?

気のせいか……。

気のせい……………じゃない!!!!!!!!!


25

くっそ…。なんでこんなことになっちまったんだ。

戦略だって、みんなの士気だって完璧だった。

あいつだって、今日は絶好調だって息巻いてた。

それなのになぜ。

なぜ俺だけが生き残っちゃったんだよ……。


26

かわいい、かわいい私の子。

あなたには、周りを明るく照らす事ができる人に育ってほしい。

こんな世界でも希望を失わずに生きてほしい。

お願いよ。あなたは私の光。とても愛しているわ。


27

梅雨ってとても好きだわ。

雨が降るたび、私の中のドロドロしたものが洗い流されていくような気がするから。

雨が降るたび、私の存在が世界から消えていくような気がするから。


28

私、あんた無しでも幸せになったよ。

あんたの言った通り。

あんたのいない世界で幸せになったよ。

きっとあんたはいつもみたいにニコニコしながら私のこと見てるんでしょ?

罪な女だよ、全く。全くさ…。


29!

あっ!期間限定のドリンク始まってる〜!

これを飲むのが、夏の合図みたいになってるんだよなあ。

今年の夏こそは何かワクワクすることしたいな…。


…あれっ?あなた去年もここで会いませんでしたっけ?


30

ねえねえ、お姉ちゃん!これなんていうキラキラ?

そっか、「あくあまりん」っていうんだ。

このキラキラ、お姉ちゃんのおめめの中にも入ってるんだね!

……おめめにキラキラを入れられるなんて…お姉ちゃんってもしかして魔法使い?


31

もうこんな時間か。

君との生活はとても興味深いものだったよ。

君の一生を私に捧げてくれてありがとう。

……それでは、ゆっくりと眠りたまえ。君はとても心優しい人間だった。


………ああ。結局はまた、ひとりぼっちか。


32

ああ。俺がどれだけ身を削っても。心を削っても、俺の音楽は誰にも届かない。

俺が深く音楽を愛せば愛すほど、音楽は俺のことを裏切りやがるんだ。

でも、それでもなぜ、なぜ俺は音楽をやめられないんだろう。


33

あら?小鳥さん、どうかしたの?

わたくしに何か伝えたいことがあるのかしら。

わたくし鳥じゃないからわかりませんことよ。

きちんと人間の言葉を喋ってくれませんかしら?

はあ。呆れるわね。

わたくしと意思疎通ができないチキンなんて、、、。死刑よ!


34

最後に伝えたいこと…。

そんなものないよ。

僕が死んで、僕の体が花に覆われてしまうまで。僕は絶対に口を割らない。

だって、僕の好きな人はどうしようもないくらい優しい人だからね。


35

私は絶対にあなたに弱みを見せない。

あなたは、隙がある可愛げのある女の方が好き?

…馬鹿な人ね。「女は愛嬌」だなんてまだそんなこと思ってるのかしら?

そんな鼻垂れのガキは、ここで眠った方が身のためよ。


それでは、ごきげんよう。


36

はあ。なんで私が海水浴なんて、、、。

今日も今日とて家でゴロゴロしながらゲームする予定だったのに。

いくら学校行事だとはいえ、なんでこの引きこもりホワイトボディを炎天下に晒さなきゃいけないんだあ!!!!!!!!

ううう。いやだああああああああ!!!!!!


37

今日も今日とて仕事仕事仕事。

俺は結局のところ、何にもなし得ずに、社会の歯車として、死んでいくんだろうな。

キラキラした青春の思い出の一つや二つ、欲しかったなあ。


38

いらっしゃい!!!元気してた??

だいぶ久々だね?

ちゃんと見てたよ〜。君、すっごく辛い目に遭ってたんだね。お疲れ様。


…もうあんな世界捨てちゃってもいいんじゃない?


そうか!そうか!嬉しいなあ。こっちには怖いことも辛いことも、悲しいことも何にもないよ。ゆっくりおやすみ。


39

こんにちは。レディ?

何かお困りで?

そうか。君は迷子なんだね。

…君はお家に帰りたいかい?

帰りたくないなら、君に一晩の夢を見させてあげよう。

ほら。魔法の世界はすぐそこだ。


40

ねえねえニンゲン!

君らはどんな生き物なの?

どんな思想を持ってて、何を目指して生きてるの?君らは何??

〇〇にぜえ〜んぶ!全部教えてよ!


41

私達は、世界を、みんなを守るためにここまで戦ってきたの!

あんた達になんか負けたりしない!

もし私が死んだとしても、決してこの決意の炎が消えることはないわ。

覚悟しなさい!


42

お前らは愚かだ。

結局お前らが偉そうに唱えているのは、せいぜい根性論。

そうやって、肥大した希望を切り捨てられず、「正義」の看板を自らの手で背負い込んだ。

お前らの負けだよ。


43

醜い。

人間はとても醜い。

期待というのは、相手に自らの理想を押し付ける行為である。

そんなふうに生身の人間に押し付けた理想をなんと呼ぶと思う?

それは呪いだ。


44

あのさあ。いつまでこうやって押し問答を続けるつもりなんだ?

はっきり言おう。

お前は負けたんだよ。

お前は敗北者で、負け犬で、どうしようもない存在だ。

それはお前が努力したっていつまでも変わらない。


覚悟を決めるんだな。


45

君は思い出したことがあるかね?

君の両親が送った温かい眼差し。


フフッ。冗談だよ。当たり前だな。君にそんな記憶は無い。

君は私に「作られた」存在だからね。

君に愛を捧げた両親なぞいないし、そもそも君の心は偽物だ。

君が抱いた感情は、全て偽りなのだよ。


46

「愛してる」

なんて私が君に言うと思ったかい?

こんな素晴らしいセリフ、私たちにはとてもじゃないがもったいない。

「一緒に地獄に堕ちよう」

クズみたいな私たちにはこの言葉がピッタリだ。


47

おはよう。

もしかして昨日も夜更かし?早く寝ろって何度も言ったでしょ。

……分かったよ。何が食べたいんだい?


オムライスね。分かった。私が作り終わる間、二度寝しちゃダメだからね。


48

ん?

あら!あんたじゃない。こんなところで会うなんて奇遇だわ。

格好が違う?そりゃあそうよ。だってオフだもの。

...オフのアタシは嫌い?

そう。それならいいんだけど!

またお店で待ってるからね。いつでも気軽にいらっしゃい。


49

うう。お腹痛い……。

ああ。私の人生いつもこうだ。いつもいつもこうやって大事な機会を逃して……。

いい人生を送らせてくれなんて傲慢なことは言わないからさ。

せめて『普通』の人生を歩ませてくれないか。


50

ねえねえ!!みてみて!!!

ネイル可愛くしたの!

いいでしょお?

君のために、いつも可愛い私で居たいんだ。

君に嫌われたら、私生きていけないもん。


君だって知ってるでしょ?


51

おはよう。ああ、おはよう。

おい、ちょっと止まって!

ネクタイも曲がってる、第一シャツのボタンも閉まって無い。

いつもきちんとしてるのに珍しいな。寝坊か?


はいっ。次からは気をつけろよ〜。今日も一日ファイトだ!


52

どうしたの?なんか顔赤くない?

…熱測って、病院行こうか。

お注射は怖いだろうけど、〇〇が頑張ったらご褒美をあげよう!

お注射できたら、ハッピーセット食べにいこっか!


53

君の目はとても素敵な色をしているんだね。

まるで、あの子の目のようだ。

ねえ君。君はこの世界のことが好きかい?


そうか。それじゃあ。

君も一緒に世界を救わないか?


54

ねええ。肝試しなんてもうやめようよお。

みんな酒のテンションで言ってるでしょ?

ばかやろお。これでホントにお化けに取り憑かれたとか言っても、私は責任取らないからね?


55

ああ。とうとうここで’’お終い’’か。

僕の物語は。

...また、もしも生まれ変われたのなら。

君とも友達になれるかな......?


56

俺は。あいつが死んだって、何にも思わない。

何にも思ってないんだよ。

やめろ、俺にその言葉を向けるな!!!!やめてくれ!!!


やめろよ。俺があいつのことが恋しいと認めちゃったら。

......あいつが可哀想じゃんか。


57

先生...!?

先生。先生はこんなことするような人間じゃないよな?

そうだよな。俺が間違ってたよ。

先生はこんなことするような人間じゃない。

...もし先生がこんなことをしていたのなら。

先生に命を助けられた俺は...一体どうなるんだ?

俺は生きていていい人間だったのか?


58

ああ。楽しみにしていたよ。

君と戦うのを。

成長したなあ。そして強くなったなあ。

でも駄目だ。お前はまだ人の心を持っている。愚かな選択だ。


私に勝ちたいのなら、まずはソレを捨ててくることだな。


59

私が君に「愛してる」っていったら、どんな反応をする?

笑うかい?照れるかい?泣くかい?

それとも...悲しむかい?


君は綺麗だ。白い花々に囲まれて、君まで花になったみたいだ。


60

初めまして。

君の名前は何かな?

ん?前に会ったことがある?

......そうか。私と以前に面識があって、私が君の名前を覚えていない。と。


君は私の記憶に残らない、特筆すべきものがない人間だったんだな。

そんな人間にはめっぽう興味がないよ。


61

ふう。今日の任務お終いっと。

あいつ、お土産買ってきたって言ったら喜ぶかな...。


......ん?これって......。

あいつのネックレス...だ。

あいつ、これは自分の命よりも大切なものだって...言ってた...よな。


.........電話繋がらない。


62

おかえりなさいませ!ご主人様!

〇〇にゃんが作ったオムライスお持ちしました〜!

それではもっと美味しくなる魔法をおかけしますね?

「美味しくなあれ!萌え萌えきゅーん♡」


......ああ。クソだる。


63

君の白い髪が風に吹かれて靡く。

私の声に振り向いた君の輪郭は、白い光に照らされて。

君と光の境界線が消えてなくなったみたいだ。


ああ。神様。どうか私から彼女を奪わないでくれ。光の妖精のような君は、いつの日か私の元から消え去ってしまいそうだ。


64

違うんだ!!!!

これは全部、全部全部全部全部!!

お前のためなんだよ...。

わかってくれよ。なあ。

俺はお前に死んでほしくないだけなんだ。

お前はこの世界でただ一人の。俺の光なんだ。


65

揺蕩う君に、私は問おう。


君は生きたいかい?

君は罪を犯した。次に生きる君の人生はたいそう辛いものになるだろう。

それでも。

それでも君は’’彼’’に(’’彼女’’に)

また出会いたいかい?


66

ありがとうございました〜。

ああ〜だるう。

ねえ放課後何する?普通にプリ撮ってサイゼ?

でもうち今日マスカラ持ってくんの忘れたんだよね。まじ萎え。

流石にビジュ悪すぎだから、プリはやめてカラオケ行く?

良いね〜!アゲだわ〜!


67

お兄ちゃん。

おかあさんどこ?

おかあさん、いなくなっちゃった。

お兄ちゃん一緒におかあさんのこと探してくれない?


68

お久しぶり。

本当に奇遇ね。

まさかこんなんところであなたに会うなんて。

ふふっ。

お子様がこんなところに来てもいいのかしら?

あなたとの関係に免じて...今日の事は黙っておいてあげる。


69

あの!!!

私のこと覚えてる?!


......覚えてる...わけないよね。

私が変なだけだ。

......ううん!ごめんなさい。


人違いだったみたい.........。


70

私は君のこと忘れないよ。

君がいなくなった後も。世界全員が君を忘れた後も。

私だけは必ず忘れないから。

だから...。

安心して行って。


71

狂ってしまった君に私は捧げよう。

ああ。君は素晴らしかった。今まで関わってきたどの生命体よりも。

とても特別に思っていたよ。

もう決して、君からは二度と離れない。


72

俺は死ねない。

みんなを残して、一人死ぬなんてそんな卑怯なこと、俺にはできない。

ああ。早く帰らなきゃ。

俺を待っている人はいないけれど。

それでも。彼女のいる世界は、俺が守らなきゃいけないんだ。


73

どんなに切望しただろうか。

「あの頃に戻りたい。」

どれだけ神に願ったところで、神は俺の言葉なんて聞いてはくれないのだけれど。

それでも。

それでも。慣習のように手を組んでしまう俺は、愚かだ。


74

...ただいま。

帰ってきたよ。約束したじゃないか。俺は必ず君の元に帰ってくるって。

...ここまで待たせて本当にすまない。

...あのさ。


君に俺の全てをもらって欲しいんだ。駄目かな?


75

ふんっ!

べべつに?あんたのことなんで好きじゃないんだけど?

でも、しょうがないから、今日は一緒に帰ってあげてもいいんだけど!?


...はあ?「毎日このやりとりするの?」って。

ばか!!!!!!


76

〇〇〜!!!!

ご飯できたわよ〜???早く降りてきなさい!!冷めるわよ!!!


遅い!!!ほら、箸並べて!天ぷら用のお皿とお茶碗持ってきて!

早く!!!!!!


77

......泣いてなんかねえし??!!

卒業式だからって、この俺様がメソメソ泣くわけないだろ?

花粉症だよ!花粉症!

花粉症だから、鼻水も涙も止まらないんだよお.............。


78

私たちの命は限りなく小さい。

途切れた蟻の行列のように。

千切れた蝶の羽根のように。

それでも。ちっぽけな命が希望を灯せば。

いつか大きな炎が起こることを望んで。

夢に縋ってみてもいいのではないか。


79

「枯れた命は最後に何を思うだろうか。」

今世の不幸を嘆くだろうか。それとも来世への希望を唄うだろうか。

どちらにしろ。

彼の最後に私がよぎることなんて。

どんなに世界が回っても、きっとないのだろう。


80

君が望むのならなんでもしてあげるよ。

本当だ。俺は決して嘘はつかない。

君がここにいてくれるのなら。

俺のそばからずうっと離れないって約束してくれるのなら。


俺はいつまでも君の奴隷で居続けたいんだ。


81

「愛してる」にはさまざまな種類があると思わないかい?

憎しみも、恨みだって結局は愛だって思うんだ。私は。

君が私のことを愛してくれたって、憎んでたって、君からの気持ちは結局変わらないんだって思うよ。

どんな気持ちだって君からの贈り物は全て嬉しいんだ。


82

私の腕は偽物。私の足も、顔も、体も、心臓も全て偽物。

私に心なんてない。そうやって生きてきた。

そうやって教えられてきた。

それじゃあ、この感情、「恋」という名称が付けられている感情も全て偽物?


83

ああ。結局こうなるんだよな。

大きい理想だけをかかげて、何もできずに。それの繰り返し繰り返し。

一体全体私はなんのために生きているんだろう。

そんなことは考えても無駄だ。生きることに意味なんてない。

死ぬ時にはたくさんの理由がいるのに。


84

君と、世界で一番綺麗な場所に行きたいなあ。

遠くの、誰も知らない場所に行ったら、君は何をする?

......いっぱい。い〜っぱい!やりたいことあるね!

ねえ。お願い。私と一緒に最後までいるって約束して。

君がこの世で一番大切なんだ。


85

空が青いね。見てよ。ほら。空も海もこんなに青いんだ。

初めて...。初めて見たなあ。

知らなかったよ。何もかも。世界に彩がこんなにも溢れていたなんて。

ありがとう。ここまで連れてきてくれて。


...本当にありがとう。


86

お前には、心底鳥肌が立つ。心の底から嫌いなんだよ。


お前は...かつての俺だった。夢で心がいっぱいだった俺に、あまりにもそっくりなんだよ。

なあ。やめろよ。もうやめてくれ。

こんなのずるいじゃないか...。


87

君のドレスの紐を結ぶのはいつだって私がいい。

皆に自慢なぞしたくない。ただ君の一番になりたい。

君にとっては私は大勢の中の一人なのだろうけれど。

それでも私は君の全てになりたい。


89

あら〜!今日は張り切っちゃって!どうかしたの?

そう、今日はデートだったのね。「一生私は一人なんだ〜」なんて嘆いてたけれどそうはならなかったじゃない。ほら、アタシの言った通り♡でしょ?

心配、することなんてないのよ?あんたは十分魅力的な人なんだから♡


90

先輩...。ついに卒業、しちゃうんですね。

わかってますよお。先輩たちが守ってきたこの場所はきちんと私たちが守りますって!

でも、毎日のように会えてた先輩に、もう会えなくなると思うと寂しいな。

......もう伝えるタイミングもないよね。

いえ、ただの独り言です!


91

兄ちゃん〜!

ここのステージの攻略法わっかんねえ!

ねえなんで〜!せっかくお盆で帰ってきてるんだから、ちょっとくらい俺の相手してくれても良いじゃんか〜!

ねえおねがい〜〜〜〜〜〜!


92

お兄!勉強教えてよ!

はあ?!忙しい?!冴えないお兄が忙しい訳ないじゃない!

お兄は〇〇の為に生まれてきたんでしょ?

だったら早く来てよ!


93

なんで?なんでなの?

私は全部あなたの為にやったのに、なんでそんな怒った顔をするのか私にはわからない。

私、これからも一生懸命、あなたの為に働くから!だからもう、ひとりぼっちは嫌なの...。


94

ほら君も見てよ!

万天の星空だよ!綺麗だね〜!こんな綺麗な星空初めて見たよ。

いつまでもさ。こうやって旅をしながら二人で生きていこうよ。


95

今日は何が食べたい?

パスタ〜?いいよ!作っておくね。

お仕事頑張ってきてね。私はここでずっと待ってるから。

ね...いってらっしゃい。


96

俺は英雄になった。

敵を倒し、多くを救った。

それなのに、どうしてこうなってしまったのだろう。

皆を背負うものは一回の失敗も許されないのだろうか。

...世界は私を許してはくれないのだろうか。


97

森の中にはこんな場所があったなんて不思議だなあ。

前に来た時はこんな場所なかったような...。

あれっ家?

もしも〜し?誰かいますか?

誰もいない?でも何か聞こえるような...。


98

まあ!綺麗なお人形さん。

あなた...。私のお家にくる?

あなたには、綺麗な洋服も、ふかふかのお布団も全部用意してあげるわ。

だって、あなたは私の娘に...。いえそんな感情は持つべきではないわよね。ごめんなさい。


99

ここでお終いだよ。

つまらなかったかい?それとも面白かった?

そんなことはどうでもいいか。

君は私の物語をのぞいただろう。それには対価が必要だ。

初耳だって?ふふ。すまないね。

それでは約束してくれないか。この物語を最後まで忘れないでほしい。

ただそれだけ。

それでは本当にここでお終い。

さようなら。


100

もしさ、私が天使だよ〜って言ったらどんな反応する?

びっくりする?そっか〜。なんとも思わないかあ。

君ならそう言うと思ってたよ。

君は私のこと大好きだもんね〜。嬉しいなあ。

君が死んだ時はちゃんとお空に連れてってあげるからね!

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