魔王を倒した勇者は現実世界に戻ると魔王が降臨したようなので戦わずに寝たいと思う。だが毎度毎度幼馴染がピンチになるので本気で助けようと思う!!
@kaminetu
第1話
勇者は異世界から来たもので勇者のいた世界に戻るために、魔王退治を始めた。そして最後の魔王、大魔王へと移り気合いが入った。
「魔王お前の技は全ての俺ものだ」
「何我の攻撃も全てモノマネできるとでもいうのか?貴様が我に勝てるはずがないだろう」
「どうかな。魔王の炎をいただくぜ」
勇者は宣言して魔王からパクった息吹を吹いて見た。すると口から炎が現れて魔王城ごと燃やしにかかる。その威力は魔王の炎を超えるものであった。
魔王は息吹に耐え切って見せた。だが残念ながら息をハァハァと言って荒れている。勇者の姿はどこにもいなかった。魔王でさえ見定めることができない攻撃がくる事を感じた。
これは魔王の部下にも気配を殺す魔物はいた。だが音や呼吸音だけは隠せなかった。それなのに全く音が聞こえない。そう思った時には鋭い攻めが始まっていた。
そう、不意打ちであった。魔王はどこだと嘆いているだが左右前後どこからも剣がささり、魔王もここだと思った場所は空振りで終わったりと、魔王でさえ話にならない。
そして最後に声がわずかに聞こえる気配を察知した魔王は、勇者の剣を受け止める。だが受け止めてはいけなかった。そこに勇者は、雷鳴を鳴り響かせ魔王の胴体に的中させた。手の力が弱まったのをみのがさずに上空から下に切り裂いて魔王は手も足も出ず敗北で終わったのだった。
魔王を倒すと光が魔王城を照らした。勇者は光を見つめると
「現実世界に戻れます。戻りますか?」
と光の中にある神様が質問して俺は応じる形で神に現実世界に戻る事をお願いした。すると俺は光の渦に引き込まれてポッツンと勇者は公園で寝ていた。
勇者は目を醒めるとそうそう
「深い眠りについた気がする。よし魔王を倒せたし現実世界に戻れたやんイェイ」
(光の渦にいた神様が俺をここまで運んでくれたみたいだ。ありがとう神様御礼はいつか返すぜ)
そう勇者が思うと神から、現実世界でも魔王がいるから頑張れよと聞こえてきた。現実世界に魔王がいるその事実に驚いている勇者。だが魔王がいることは信じない。
そんな時1通の電話がかかってくる。勇者は携帯に触れるとギュッと懐かしくボタンを触る。携帯をいじるのは三年前である。そして妹からの電話に困惑した。何故なら妹とは小学生以降全く話さなくなった。
その理由はわからないがその頃から勇者は無能と言われてしまったからかもしれない。
勇者の初期スキルはスキルコピーである。
あらゆる事を真似できる力だった。
だがコピーの意味を理解したが使い方がわからない。
それは異世界でスキルについて神に教わったりして身につけた。
そのおかげであらゆるスキルをコピーしてほとんどのスキルを真似できるようになった。
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