　グレーの髪色したヤンキー少女……。

　そう、他校の不良生徒達からも恐れられている【張繡さん】を筆頭に、我が校のヤンキー少女達から僕は今日も廊下を走る最中に。

『仲穎～！　廊下を走るのは校則違反だろうが？』と僕は注意を受け。自身の足を張繡さんのスラリと伸びた綺麗な御足にかけられダイブ──！

　僕はこのプクプク、マルマルした巨躯を廊下で転がし、横たわりをすれば。

　その後は彼女とその仲間達からこの通りの足蹴り、足踏みされ。

　僕は悲痛な顔で絶叫を上げながら張繡さん達へと懺悔するのだが。

「あっ、ははは」

「わっ、ははは」

「ひっ、ひひひ」

　張繡さんを筆頭に、この学園のヤンキー少女達は僕に対して酷い事……。虐めをすることが大好きで仕方がないみたいだから一向に辞めてくれる気配もなく。

　僕は今日も学園の廊下で通行人達……。先生や生徒達が見ている中でも張繡さん達から必要以上に執着され虐めに遭い続けるのだった。

　◇◇◇

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