安心の独り芝居
天川裕司
安心の独り芝居
タイトル:安心の独り芝居
イントロ〜
あなたは、人から干渉されることが好きですか?
他人に注意されることは好きですか?
誰かに注意されたりかまってもらえるうちが華、という言葉も確かにありますが、
でも実際それが続いてしまうと、そういったことを毛嫌う人が多いようです。
でもそれが理由で社会からドロップアウトするように自宅にこもり、
まるで負け組のような人生を送るのも嫌!
そう言う人もやはり多いようで、それは男女問わず、老若を問わず、ある意味、
すべての人に備わっている人間の本質と言えるものかもしれません。
今回はそんな事に悩み続けた、ある女性にまつわる不思議なお話。
ト書き〈会社〉
上司「川井出くん!川井出くん!!」
真奈「あ…は、はい!」
上司「なんだね、君がこの前出した企画案件は!!全くなっとらんじゃないか!」
真奈「は…!す、すみません!」
上司「まったく!君が有望だと聞いたからわざわざ姉妹社に手を回してコネまで使って、君を川井出の家系だと信じて引き抜いてやったって言うのに!」
上司「こんな事なら君を引き抜いたりするんじゃなかったよ!川井出家族とも、今後の付き合いを考えねばならんな!」
私の名前は川井出 真奈(かわいで まな)。
今年で27歳になる独身OL。
私の家系は有力財閥の家柄。
でも最近は少し落ち目になって、方々(ほうぼう)に借金を作り、昔の栄華はどこへやら。
太宰の小説に『斜陽』というのがあったけど、
私の家の今の現状はまさにあの通り。
いやもっと華が無く、このまま行けばおそらく固定資産税すら払えなくなる、
やや悲惨な状況に落ち着き始めていた。
父が事業に失敗し、先物投資に手を出したのが運の尽き。
その父は数日前に他界してしまい、母は今、精神医療施設に入っている。
私は一人娘。
でも両親がそんなになったからと言って
素直に悲しみが湧いてこない。
なぜなら私はこれまで両親にうんざりしてきたからだ。
両親は何かと私のことに干渉し、私の人生の全てのレールを決めてきていた。
付き合う友達も決められ、1日の流れは時間ごとに決められ、
進学する小学校から大学まですべて父親が決め、私に自由はなかった。
そんな私の人生のデザインをするのが母の役割で、
一人娘だからと失敗の無い人生を送らせようと
全て自分の理想通りに私を操ってきたのだ。
私はその全てが嫌だった。
私はまるで理想の両親の人形。
私と言う人格は全く無視され、まるで私に感情が無いかのように自分たちの理想だけをゴリ押し、
この会社に入ったのも父が決めたから。
初めのうちはそれで良いと思っていたけど
やっぱり人間。あとで後悔するように
自己主張の渦が湧き出るように溢れ出てきて、
私は今、誰にも干渉されない人生を送りたかった。
ト書き〈バー『Invisible Man』〉
真奈「はぁ…。私の人生って、生活って、一体何なんだろ…」
はたから見れば、それでも子供思いの優しい両親に囲まれて、とても恵まれた人生を送っているじゃないか?
なんて言われそうだが、実際そんな人生を送ってみるとまるで違う。
日々、ストレスの連続で、間違えれば思いきり怒られ、
そのせいで周りからも要らぬ詮索や叱咤・嫌みを投げかけられる事もあり、
干渉が度を過ぎればもはや普通の人生ではない。
プレッシャーがストレスになり、誰かに何かを決めてもらわないと何もできない、
そんな人形のような人間に本当になってしまうのだ。
でも人間は誰でも自主性を持って生まれてくるから
それでは我慢できない。
その心がやがて爆発し、いつかその人生を大きく変えたいなんて、
その時でも尋常じゃない人の行動に駆り立てられる事もあるんだろう。
私はなんだかやり切れなくなり、その日、飲みに行った。
最近はもう毎日通ってるこの飲み屋街。
その毎日通っていた筈の飲み屋街に、その日、
全く見た事の無いバーが建っているのに気づく。
真奈「『Invisible Man』?変な名前…」
でも見た事の無いその新しい場所に魅力を感じ、
私はフラと入った。
そしてカウンターにつき、いつものように1人飲んでいた時…
華菜絵「フフ、お1人ですか?もしよければご一緒しませんか?」
と1人の女性が声をかけてきた。
彼女の名前は小魔 華菜絵(しょうま かなえ)さん。
都内でライフコーチやメンタルコーチの仕事をしていたようで、
その少し変わった名前もペンネーム感覚で付けたとの事。
そんな時だったので、私は心休まる話し相手が欲しかったのもあり、
隣の席を空け、少しの間、彼女と談笑する事にした。
本当は誰にもかまって欲しくなかったのに、なぜそうなったかと言えば
おそらくその彼女が独特のオーラを持っていたから。
なんだか彼女は「10年来の知己のような感覚」を投げかけできて、
昔から一緒に居てくれた人のような気にさせられ、
心が何となく開放的にさせられたから。
そしてもう1つ不思議だったのは、
彼女とこうしていると、なんだか無性に悩みを打ち明けたくなる事。
気づくと私は今の悩み…これまでの悩みを全て彼女に打ち明けていた。
真奈「あは、こんなこと初対面のあなたに話しちゃうなんて、私も溜まってたんでしょうね」
でも彼女は真剣に聴いてくれていた。そして…
華菜絵「そうですか。なるほど、あなたは誰にも干渉されたくなく、これ迄の人生を挽回する為にもこれからは人生のあり方を全部1人で決めて、自分の思うように、やりたいように過ごしたい…そう思ってるんですね」
真奈「あ、あはは♪…ええ、まぁ…」
華菜絵「でも真奈さん。あなたも最初言われてましたように、誰かにかまってもらえると言うのは見方を変えれば興味を持たれ、あなたに何かを期待しているから…そう言うことだと思いますよ」
真奈「え?」
華菜絵「人間、『かまってもらえる内が華』とも言うじゃありませんか。つまりそれだけあなたの影響力が誰かに大きいと言う事で、その影響力が多少なれども、その生活のあり方を少し変えてみれば、それなりの成功をあなたの未来に呼び込める…そうは思えませんか?」
いきなり淡々とそんなことを話してきたので
少しわかりづらかったが、理解があとから追いつき、
自分が今何を言われてるのかがわかった。
真奈「そ、そんな事もう解ってます!解った上で言ってるんですよ!あなたは私のような人生を送ってないからそんな事が言えるんでしょう!?」
思わず声を荒らげてしまった。
真奈「あ、ごめんなさい…つい。…でも、もうホントに嫌なんですよ、こんな自分。周りの人は私を見る時、私の親を見てるんです。親の七光みたいな感じで…」
真奈「でもその親にしたって父は他界したし、母はあんな状態だし、私1人残されて、今じゃもう昔の栄華そのものになってるっていうのに…」
何となく自分の気持ちに整理がつかない。
真奈「父はあれだけの事をしておいて、自らこの世を去ったんです。私と母を残して。ホントに勝手よ」
真奈「母は母でそんな状況になったからか、最後まで私に自分の理想を押し付けようとした挙句、それが叶わないからって自ら精神を病んじゃって…結局あんな…」
華菜絵「…」
真奈「もう!なんでこんな人生になっちゃったの!なんであんな両親になっちゃったのよぉ!!グス…」
この時、私も自分の精神が病んでいる事に改めて気付かされた。
華菜絵さんはそれでも私を慰め、嗜めて、
とりあえず今の心を持ち直せるようにと努めてくれた。そして…
華菜絵「わかりました。それではあなたに、こちらをお勧めしてみましょうか?」
そう言って彼女は持っていたバッグから1本の栄養ドリンクのようなものを取り出し、それを私に勧めてこう言ってきた。
華菜絵「これは『Mediation with Reality』という特製のドリンクでして、これを飲めばおそらくあなたは現実に強くなれ、今のあなたが求める『自分で何事も全てを決めて生活できるようになる』…その強さを得ることができるでしょう」
真奈「…は?」
華菜絵「フフ、何を言ってるのかよくわからないでしょうね。でも信じてみて下さい。あなたはその意味で必ず変われます」
華菜絵「ですがこのドリンクは、あなたに飽くまでそのキッカケだけを与えるもの。何かトラブルが起きた時、そのトラブルを乗り越えるのはあなた自身。その力はあなた自身が強め、生活する土台に結びつけなければなりません」
華菜絵「まぁこれは誰もが生活の中でしている事です。ただあなたはこれ迄の生活が少し特別なものでしたから、その力を充分に得るには多少の時間が必要かもわかりません」
華菜絵「とにかく今言った事を心に留め、自分本来の生活を取り戻せるよう努力してみて下さい」
ト書き〈変わった生活からトラブルへ〉
華菜絵さんが持つ3つ目の不思議な魅力に気づいたのは、それから少しした後。
彼女の言うことなら結局は信じさせられ、その気にさせられる事。
私はあの日、即座にドリンクを飲んでいて、
彼女に言われた通り、その後の人生を本気で変えようとしてみた。
それから私は引っ越し、新しい生活空間を手に入れ、
自分の生活土台を築いた後、仕事先を変え、
文字通り、自分で自分の生活と人生をデザインしていったのだ。
新しい上司「いやぁ〜川井出さん!あなたが来てくれて本当によかった。わが社はこれで持ち直す事ができるかも」
後輩の女子社員「川井出先輩♪今度の企画も見事通りましたね♪ほんとに素晴らしいです。わたし川井出先輩みたいな人が憧れで理想の女(ひと)なんです♪」
春樹「ね、ねぇ川井出さん、今夜ディナーでもどうかな?良いお店、予約してあるんだけど…できたら2人で…」
私の生活は変わった。
遠い所に引っ越したせいもあったのか、
私の素性を知る人は誰もおらず、素直に私の事を見てくれて、
努力すれば努力した分、その努力を認めてくれる。
真奈「…これよ…これが私の本当に求めていた人生だったんだわ」
なんでもっと早くこうしなかったんだろ。
敷かれたレールの上を歩くその習性があまりに強かったから、
そんな当たり前の事にすら気づけなかった自分。
我ながら、それまでの自分が情けなく思ったりしていた。
それから私は自分の人生をさらに変えていこうと、
もっと自分の夢に向かって羽ばたき始めた。
それもこれもおそらくあの、華菜絵さんが私にくれたドリンクの効果?
…いや華菜絵さんが私の前に現れてくれたから
これまでの不毛に見える人生から脱却できて、
私は今こうして本当に自分の生活にメリハリを持ち、華を添えることができている。
あの華菜絵さんのお陰だ。
そして私は心に余裕ができたのか。
その内もう1度母の元へ帰り、これまで普通に出来なかった親孝行、
本当の意味で母に喜ばれる娘になろうと
その事にも私は本気で歩み出そうとしていた。
(トラブル)
でもそんな時、これまで経験してこなかった
まったく未知のトラブルが私を襲った。
真奈「え…?今なんて言ったの…」
春樹「ごめん…」
新しくやってきたこの会社で、一緒に働いていた同僚。
初めから私に優しくしてくれ、その気持ちにほだされて私も心を開き、
将来を一緒に夢見始めていた恋人の春樹が、
ある日突然、私に別れを告げてきた。
他に好きな人ができたらしい。
それにどこかで私の事を聞いたんだろう。
私の実家にまだ返しきれてない借金があるのを知り、
自分もその片棒を担ぐのは嫌になった。
確かに借金まみれの人と結婚しようと思う人なんかそんなに居ないと思う。
でも2人の愛を誓い合ったのに、将来を誓い合っていたのに!
…そんな気持ちがまた私の中で膨れ上がってしまい、
また私は昔の自分の感覚を思い出してしまった。
私の家庭の事を知ったから、春樹は私から離れていった。
私に干渉したから春樹は私から離れた。
私の事を知ったから…私を干渉したから…干渉、干渉、干渉…!
真奈「ああぁああぁあ!!!」
私の内にずっと潜み続けたあの精神の闇が、また私を包み込む。
せっかく新しい場所に来たのに、新しい生活環境・土台を手に入れたのに。
どこへ行っても同じだ。同じこと。
ト書き〈バーへ〉
ある日、私は休みをもらい、すぐさま都内へ帰り、
やはり母の元へは行かず、又あのバーへ駆け込んでいた。
あの彼女、華菜絵さんに会いたかったから。
彼女ならきっと今のこんな私でも救ってくれる。
なんでそう確信したのかよくわからないけど、
確かに1度は私を救ってくれた経験もあり、
それが土台になって、彼女の元へ駆け込んでいたのだろう。
その時、彼女がそこに居てくれるかどうかは1つの賭けだったが、彼女は居てくれた。
(バー)
真奈「華菜絵さん!」
私は一足飛びで彼女の元へ駆け寄り、また助けを乞うていた。
彼女はあの時と同じようにして、一つ一つ、全部の悩みを聴き入れていた。そして…
華菜絵「真奈さん。前にも言いましたが、そんなトラブルは誰でも経験している事なんです。あなた自身がそんなハードルを乗り越える力を身に付け、強くならねばなりません」
華菜絵「新しい人生・生活を手に入れようって言うんなら、あなた自身がまず新しく生まれ変わらなければなりませんよ?」
やはり私を嗜め、次のステップへ歩めるよう肩押ししてしてくれた。
でも、矛盾した私の心はもう彼女の言葉を聴き入れず、ただ我儘を無心した。
私がそのとき言った我儘は…
「誰にも干渉されない、自分だけが安心できる空間が欲しい!」
「それでも負け組になるのは嫌だから、これが理由で家の中にこもったり、人の輪から外れてこそこそ生き回るような、そんな人生だけは送りたくない!」
と言う子供みたいな憤(むずか)り。
誰かが聞いたら怒るだろうか。
でもその時の私にはそれが正直で真剣だった。
彼女もその辺りの事を察してくれたのか、
私の思惑通り、その願いを叶えてくれた。
華菜絵「…良いでしょう。それだけ言うならあなたのその願い、叶えましょう。でも1つだけ。…お母さんの元へ戻る気にはなれません?」
真奈「…え?」
華菜絵「あなたのお母様は今、精神医療施設にいらっしゃるのでしょう?いちどはあなたも親孝行して生きると決めた筈。その時の心に矛盾などなく、ピュアな思いで、あなたはそのお母様を支えてあげようとした」
真奈「…どうして今頃そんなこと?」
華菜絵「今頃じゃありません。あなたにとって、これが人間性を取り戻す最後のチャンスになるからです」
真奈「…え?ど、どうゆう…」
華菜絵「私は今のあなたのその願いを叶える事が出来るのです。ですが、その願いを叶えてしまえばあなたはもう、これ迄の生活に戻る事なく、これ迄のあなたから切り離されて、新しい存在になってしまいます」
何を言ってるのかよく解らない。でも…
華菜絵「今だから言います。あなたにとって本当の自分を取り戻す為にも、あなたはお母様の元へ帰るべきです。それから…」
そこまで言われた時、私の内にこれ迄の思い出が一気に甦ってきた。
結局は又同じ繰り返しになる。絶対に。
どんだけ初めが良く見えても絶対に…
真奈「もういいです!お願いします、私に安らぎをください。いっときでも…いやそれが永遠だったとしても、私はその安らぎが…」
誰にも干渉されず、永遠に安心できる居場所が欲しい…
華菜絵「…わかりました。ではそうしましょう。あなたもきっとその空間を手に入れてから、その状態になってから、自分にとって何が大事なのかそれに気づくでしょうから」
そう言って彼女は一杯のカクテルをオーダーし、
それを私に勧めてこう言った。
華菜絵「これは『Space of Contradictory Security』という少し長い名前のカクテルですが、その効果は絶対です」
華菜絵「前に勧めた栄養ドリンクの効果、その経験を覚えてられるでしょうから、このカクテルの効果もあなたは疑わず、信じる事が出来るでしょう」
華菜絵「どうぞお飲み下さい。これによってあなたは新しい存在になり、永遠ではなくいっときの安心を手に入れた上、その後の理想を求める事も出来るでしょう」
私はそれを飲んだ。
すると私は新しい存在になってしまった。
ト書き〈透明人間になった真奈〉
それからと言うもの、街中のどこへ出かけても、
誰も私の姿を認められない。
私は誰にも見えない透明人間になったようで…
真奈「あはは♪楽しい楽しい♪みんな私の姿を見れないのね〜♪えい!こんなことしてやる!あんなことしてやる♪」
なんて、これまで普通に出来なかった事を存分に楽しんだ。
でも私の体は透き通る。モノを持つ事が出来ず、誰かに触れる事もできない。
楽しんでいたのは想像の内。
そのうち私は恐怖した。
真奈「どうすればいいの…どうすればいいのよ…!ちょ、ちょっと…ちょっとこれぇ!何にも持ち上がらないし、誰も私を気に留めてくれないし!たった1人の孤独…誰か助けて…助けてぇえぇ」
ト書き〈遠くから真奈の姿を見て〉
華菜絵「気づいたでしょう?私があげたのは、透明人間になれる薬。あのカクテルがその薬代わりになって、あなたを誰にも干渉されない、あなたが思い描いたその理想の空間へ投げ込んだ」
華菜絵「なんと浅はかな理想だったのか。その事を今身をもって思い知っているわよね、真奈。私はあなたの欲望と夢から生まれた生霊。その願いを叶える為だけに現れた」
華菜絵「この世で誰かと共存する以上、干渉されない世界は無い。その空間は無く、その共存の中でこそ安心と理想を求めるのが人間のあり方」
華菜絵「人は元々そう出来てるの。自分についても説明し尽くせない曖昧な生き物だから、そう言われてもわからない。おそらく感情が、その理解を消しちゃうようね」
華菜絵「彼女は透明人間ながら、普通の人と同じ生体を持つ。つまり食べなきゃならないし、出すものは出し、普通の人と同じ生活を繰り返してゆく」
華菜絵「これ迄の生活の延長で多少出す事は出来ても、これから食べる事はもう出来ない。その上で助けてくれる人は今誰も居ないし、そこで生き抜く活路を自ら見出さなきゃならなくなった」
華菜絵「あなたにそれが出来るかしらね?たった独りで。干渉というのは、その人の存在を認めているからこそ成るもの。良い面もあれば悪い面もあるけど、干渉も人との関わりの内に成るもので、交流の側面から見れば助けにさえ成るものよ」
華菜絵「あなたは干渉を、他人からの妨害としか見なかった。それはあなた自身が弱かったから。ハードルを乗り越え、強くなれと言ったのはその為だったの。あなたは結局最後に、お母さんの元に戻る事すら怖がった」
華菜絵「人生を生きる上ではね、ある程度の強さも持たなきゃならないの。…私が今ここで言った事に全部気づき、理解して強くなった時、助けてあげる。それ迄はもう少し、そこで反省なさい。そう、独りでも強くなる為に…」
動画はこちら(^^♪
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安心の独り芝居 天川裕司 @tenkawayuji
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