第10章 膜の構造
第37話 生体膜
生体を構成する細胞は、生体膜で覆われており、細胞内部のさまざまな細胞小器官(オルガネラ)も膜構造で、完全に区画されています。生体膜はリン脂質を基本成分とする膜資質と多様な膜タンパクから更正されており、リン脂質は1本の親水性の頭部と2つの疎水的な炭化水素差を有する尾部を持ちます。この分子構造によって、脂質二十膜を形成することが可能になり、極性をもつ頭部は外部に位置して水性の環境に面する一方で、疎水性鎖を持つオブは互いに向かい合っています。
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