清彦の生物学講義

第3話 有機化合物について

　有機化合物は炭素を中心とした化合物です。炭素だけのものは、普通の結合アルカン、二重結合のアルケン、三重結合のアルキン、環状鎖のシクロアルカン、芳香族のベンゼンがあります。酸素と炭素が二重結合したのをカルボニル基といいCOHのアルデヒドと、COOHのカルボン酸がります。ちなみにCOCは二重結合ではありませんが実際に存在します。ケトンといいます。また、OHはアルコールです。このような部分的な原子の塊を官能基といい、それぞれ違った機能を持ちます。有機化合物の代表的なのは糖質・脂質・タンパク質です。