第6話への応援コメント
遅ればせながらコメント失礼します!
藍を集める、愛を集める。
この言葉がとても印象的でした。
「母が認知症になって自分だけ忘れられた」という祖母の経験談を聞いたことがあったため、この話は心にくるものがありました。
忘れられても、愛されていたことはわかった。きっと芽衣はそれを知ることができて少しは救われたことでしょう。
切なく、しかし心温まる物語を、ありがとうございました。
作者からの返信
葉月陸公
ありがとうございます!
認知症って不思議な病で、初期の頃はご本人に自覚があったりするんですよね。
Xに書きましたが、認知症を患う99歳の方との会話が作品を作るきっかけになりました。少しでも認知症への理解をして頂けたら嬉しいです。
感想をお寄せ頂いたことにも心から感謝いたします。 楠木夢路
編集済
第6話への応援コメント
最後まで拝読させていただきました。
キヨさんの言うアジサイの花言葉は「団結とか家族の結びつき」でしたが、きっと彼女にとっては、アジサイ同様に家族が一番かけがえのないものなんだと感じました。
だからこそ、芽衣の手紙も彼女にとっては大事な宝物だし、アジサイの迷路も大事な思い出の場所なのかな、と思いました。
認知症になった相手を理解し受け入れることはとても難しいですが、この作品を読んでから、ありのままの感情や言葉を受け入れ、共感することで、きっと相手も喜んで心が満たされるのかなと思いました。
芽衣は成長と共にキヨさんから心が離れてしまいましたが、これからはキヨさんに寄り添うことで、お互い不満を持つことなく幸せに暮らせるのかな、と思いました。
ドラマを見ているようなお話で、とても心に沁みました。
作者からの返信
Youlifeさま
最後まで丁寧にお読み頂いて、ありがとうございます。
芽衣とキヨ、どこにでもいる祖母と孫かもしれません。だからこそ認知症のことを知ってほしいと思い、認知症の方やご家族の方への応援したいと願いを込めて書いた作品です。
丹念に読み、作品の意図を汲み取ってくださったYoulifeさんに心からの感謝を贈ります。
本当にありがとうございます。
今後とも宜しくお願いいたします。
楠木夢路