【日記】35歳で洋服屋に転職した37歳の日常

187 伝統は引き継がれるか

2024/11/17(日) PM1:35記　

今回もファッション関係のニュースをお届けします。

昨日，退勤後に帰りの高速バスで読んだ記事。

『LVMH が Our Legacy に少数株主として出資』

LVMH が Our Legacy に少数株主として出資

パリやニューヨークやロサンゼルス、上海、東京、香港などの都市に新店舗をオープン予定

個人的には期待感のある速報でした。

『OUR LEGACY』の洋服は何点か所有しており，好きなインポートブランドの１つ。

ミーハーなので，北欧のブランドというだけで理由もなく憧れるんですよね。

行ったこともないくせに，勝手に自分のテリトリーである北陸と重ねちゃっている痛々しさ，自覚しています笑

OUR LEGACY(アワーレガシー)は、スウェーデンのブランド。デザイナーJockum HallinとChristopher Nyingによって設立されました。古典的でクラッシックな紳士服のシルエットに着目し、シーズン毎にアップデートされるスタイルは世界中から選び抜かれたユニークかつ高品質なファブリックを使用し表現されています。外観は一見するとシンプルですが、洗練された遊び心がアイテムの随所に見受けられます。何年経っても色褪せる事無くクローゼットの中で輝きを放つ服を作るのが彼らの目標でもあります。北欧の洗練された美的感覚を意識し、デザイン面はもちろん品質にもっとも重点を置いてモダンかつクラシックなアイテムを制作しています。

　　　　　セレクトショップSTOCKの紹介ページより

近年スタートアップ支援や小規模なブランドへの資金提供に注力しているLVMHが出資することで，同ブランドが築き上げてきた伝統はそのままに，さらにグレードアップするのでは？と私の胸は高鳴っています。

店舗数も拡大され，東京にもオープンするそう。

私はこれまで懇意にしている『STOCK』というショップで，当該ブランドを購入していました。

InstagramやECサイトで，セレクトされたアイテムを眺めて通販するか，帰省のついでに店舗に立ち寄るかでしたが，より充実したラインナップの実物を目にすることができる。

東京までの交通費を捻出できれば……。

ラグジュアリーマーケット化して，大幅に価格が跳ね上がらないことを願うばかりです。

若者向けだと仰る方もいるかもしれませんが，週末ヒロインアラフォーパートタイマーには，高級品ですから。

高いけど，やはり気分が上がります。

2019年からウィメンズのコレクションもスタートしており，男女の垣根を超えたアイテムも見受けられます。

何より，デザイナーズブランドのアーカイブを，リスペクトをもってオマージュした商品が結構あり，現在では生産されていない名品の既視感を，今に取り込めるというのが魅力的。

さて，話は変わって私の出身は豪雪地方である北陸。農閑期の副業として伝統工芸が盛えた背景があります。

そして此れまた畑違いの話ですが，我々世代の憧れ，水平対向エンジンの日本車と言えば，SUBARUの『レガシィ』。

単なるこじつけですが，良い響きじゃないですか。

伝統もレガシィも。

和訳するとファッションブランドの名前としては堅い印象になりますが，英語だと何故か柔和に感じられます。

インポートはデザイナーの名前を冠したブランドが多い中，意味のある文としている所に何処となく親近感が湧きますよね。

市場が拡大しても伝統は引き継がれて行って欲しいものです。

以上，手持ちの『OUR LEGACY』も私のモノから，私たちの財産になりますように。