第8話　扇風機　遠い昔の　貴重品　今も元気に　首振りダンス

　半世紀ほど前の子供のころ、家に扇風機がなくて梅雨時からは団扇（うちわ）とタオルが必需品やったとです。梅雨が明けて空気が乾燥してくると、昔の家にはどこも屋内に土間があって少し湿けっており、すき間だらけで通気は抜群だったので廊下に裸で寝そべるだけでヒンヤリと気持ちが良かったのを思い出します。

　今ではエアコンとか冷風扇とか、他にもいろいろな便利品があり、暑さしのぎにも苦労しませんが、昔はそれなりに風情があったですねえ～。ただし、今ほどは気温が高くなかったような気がします。😉

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