社長は正義では無いですねと言ったら性器について話始めたので正気じゃないとおも

 ガタタタタタッ…「社長!おはようございます!社長!社長!?」


 『アぁ゙ンッ!?』ガタタンッ!!


 早朝、社長が迎えに来た。

 木に激突した車内の社長を見る、家から敷地内を通って迎えに来るから通行人はいないけど…

 マニュアル車で、左手でスマホをいじりながら画面をガン見で運転するのは、免許を持ってない僕でも狂っているのが分かる。

 今も木にぶつかったまま、僕に気付くまでずっとスマホ画面を見ながらアクセルを踏んでいた。


『んじゃ行くぞホラ貝、あぁだるいなぁ働きたくないなぁ…んじゃはい…スマホ…やっといて。さっさと免許取れよ』

 

「そうですね、スマホ見ながら運転はやめてくださいね」


『違うよ、人の話を無視すんな、毎日言ってるだろ?死鎧の女騎士コラボのポイントを集めるんだ、現場着くまでミニゲームやってろ』


「虫の死骸騎士ってなんですか?コラボ?ポイント?」


 社長はこの様にちょくちょく難解な事を言う。


『ミニゲームだよ!虫の死骸騎士ってなんだよ!?良いからこの、人生選択肢を間違え続けるミリーを沢山の黒縄で気持ち良く縛り上げて安心させろ』


「?…分かりました」


 社長と一年近く仕事をしていて分かった事は、社長は大体、特に中身がある事を言ってない。

 だからそのまま話を進めるのが良いと言うことだ。これは社長が地球より宇宙寄りの生態の証明とも言える。


 そして車がガタガタと発進する。

 ガチャガチャとギアを変えるが雑すぎる。

―見ろ…あたまモジ★タツのドライビングテクニックを…―


 なんて言っていたが、この人は本当に運転が下手と言うか雑だ。タツでは無く雑だ。


 適当に社長のスマホを触りながら聞いてみる。


「とりあえず昨日あった事を相談して良いですか?」


『記憶消せって言ってたじゃねぇか?』


「それとは別件です」


『ちゃんとミニゲームやれよ?だったら流し聞きしてやる』


「えぇ、昨日あった事なんですけどね…」


 僕はまず、昨日のウルト・ユカのデータの事を話した。それから相談しようと思ったからだ。



―――――――――――――――――――――――


 昨日の監視カメラに写っていた映像を話す。


 僕が帰る少し前にユカが来たみたいだ。

 ウルトユカが変身した状態でウチの裏庭(山)を走っている。

 よく見ると、番犬の触手犬に追われている。


【ハァハァハァ!ウアアア!!ハァハァハァ!】


 そして3体の触手犬に足と尻を噛まれた。

 僕の触手に触れてからは彼女の話している事と思考が簡単に読み取れる。


 ガブッ!ガブッ!ガブッ!


【ッ!?ェエアアアアアアッ!?】

(っ!?痛いッ!いやッ噛まれた!?足が!お尻が!)


 そして押し倒され必死に抵抗するが、触手犬はだと思って襲っている為、明らかに連携を取って襲っている。

 触手犬はそこまで賢く無い。


(こんな!いるなんて聞いてない!いやぁ!痛い!なんとかしなッあ!?)


 ガポン【ェ゙ア゙ッ!?】ギチギチギチギチ…


 3体とも伸びた尻尾でユカの身体の隅々まで巻き付き、締め上げる。

 そして1頭がユカの頭から首まで飲み込んだ。

 そして3体共、頭を2頭に分けて襲う。


(いや!見えないし怖ッ!くっ!早く脱出しないと!あ!?エネルギーが!吸われ!?)


 そんな事やってる間に頭を飲んでる1頭がコアに噛み付く。

 他の2頭は両胸、そして股間と太ももに噛み付いた


【ェ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!】


(うああああ!?そんな!?私が…こんな所で…い!?ちょまっあぁ!?ああああぁ゙ぁ゙ッ!?♥ぃ゙ッ!?♥♥)


 ガクガクガクガク…ビクンビクン…


【ェ゙………ア゙……アアア】

(ぃ゙………グ………こんな獣に…)


 凄まじい量の金色の液体を噴射し、完全に脱力したユカを引きずる触手犬。

 正直弱すぎて困ったのか、とりあえず罠の穴に突っ込んでおくかと触手落とし穴まで移動した。

 

 頭から触手沼に上半身を絡み取られ仰向けのまま頭から吸い込まれていくユカ…落とし穴が頭に噛みついている触手犬ごと吸い込んでいるのでよく分かっていないようだ。


【コポ……ゴボ…オオォ………】


(力が入らない…何が起きてるの…何か…引き込まれている!?不味い!脱出しないと…)


 引き込まれてブリッジの体勢になった所で気付いた様だ。足を開き力を入れ抵抗するが…

 残念な事に触手犬が仰向けでブリッジしている所にマウンティングした。

 ブリッジしているユカにまるで二足歩行の男優の様に腰を前足で持ち獣さながらの速度で腰を振る。

 ……と言っても男優は二足歩行か…


 

【ん゙ッ!?♥ん゙ん゙ん゙グ!?ん゙ん゙ん゙ん゙ッごポッ♥♥】

(獣がっ!獣が私をっ!?やめろ!やめろオオオッ!あぁ!♥また!♥もういやら!♥あはぁ♥♥ア゙ッ♥)


 ブルブルブル…ビククククゥゥッ!!


(あがっ!あがご!!♥ふっ!ん゙!♥まら…イッて…まった…♥もういやぁ…それにさっきから口からお尻から…穴という穴に…何か…出され…)


 臍近くまで触手穴に埋まっているが胸から大量にウルトユカがエネルギーを出したせいか、穴から液体が溢れかえっている。

 少し元気になる犬と触手穴。


【ェ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙♥♥♥ェ゙ア゙ア゙ア゙♥♥♥♥】

(エネルギーがぁ!?♥今でないと取り返しが!あぁぅッ♥♥)


 なんかマウンティングされながらシダバタしているウルトユカ…

 触手犬の股間は僕の指みたいなものだから色々とノーカンだと思うが…それに入れてるのはバリウムみたいなもので、身体の状態を確認させてもらっている。


 ただ、基本処女には触手を入れないようにしている。

 ウルトの件があるから、爆発が怖いからだ。

 それが無いから犬も落とし穴の触手もやりたい放題、穴という穴をなぁ。僕したこと無いのに。


 目を離すと、痙攣し過ぎなのか、暴れ過ぎたのか知らないが、鎖骨ぐらいから下が埋まっている。

 頭とコアが外に出ているのは犬が死なないように創意工夫したのかも知れない。


 穴の中、触手落とし穴は手足や太腿に絡みつき、少し手足拡げる様に下方向に固定している。

 触手落とし穴はひたすらエネルギーを吸い続ける。


(で、出れない…通信機は…コードネーム、Ivy[アイヴィ]!ただいま敵に…オフライン!?)


 通信機あったんだ…危ない…でも壊れてるみたい…


(さっきまでのアレ…不味いわ…瓜生さんとした時の…アレとは違う!エネルギーを失う時に来るアレは気が触れてしまう…耐えなければ溺れていく…でも我慢すると溜まって……アァッ!?♥)


 瓜生さんって言うんだ…微妙にショックだな…


【ェ゙ア゙ッ!♥アァ♥ゥ゙ああぁ゙ぁ゙ぁ゙♥♥ア゙ッ♥ア゙ッア゙ア゙♥】


(い、いやぁ…また始まっア゙ッ♥耐えてぇ…エネルギーを溜めなくては♥でも…もしまた出してしまったら…さっきみたいに♥頭が…頭…ふぐゥっ!♥ん゙ん゙ッ!!♥やめっへっおっおっ♥イッ♥)


【ェ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ッッッ♥♥♥♥♥】



―――――――――――――――――――――――


「いぐうううううううううう【キイイイイイイイイ!!!】


 ガタタン…


「社長、何で急ブレーキを?危ないですよ?」


『お前さ…』


「はい…」


 社長…まだ前置きの中間くらいなのにもう答えが出たのだろうか?凄いなぁ、大人は…


『うるせえええええええええ!!!』


「え!?」


『人が眠い中、朝一番で工事現場行くのに迎えに来てやってんのに官能小説の声帯模写やってんじゃねええええ!!今、朝6時だぞ!?いぐうじゃねんだよ!現場に着いたら半殺しにするからなっ!?いや、言い過ぎた!でもお前を顔だけ出して地中に埋めるからなっ!!』 


 何故か社長がキレたし、僕が埋められる事になった。

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