この作品での神は人間とかなり価値観が違います。一番違うのは「なんで人間は今の人間のあり方にしがみついてるの？　素直に進化目指せばいいのに」　人間であることをやめるのに抵抗があるというのが理解できないしする気もない。
あと有益な迷宮が権力者に独占とかされたら試練の迷宮攻略速度が下がるので政府が調査と隠匿を頑張りました……頑張らなかった世界が21話のあれです。一部の層で迷宮独占は人類存亡かかってる状況でやる余裕はない。賀茂川先生達は完全に自業自得。それで自分が最初の超越者になって自分が踏破しても人類がクリアした判定にならないことを知るという遅すぎたミス。

家庭内に居場所がないなどいろいろな境遇がありますが共通するのはこの条件を突きつけられてもああ、まだ自分には役目があるんだと怒らず逆にやる気を出すだろうと判断された人材です。

末期患者回復プログラムの実施後すぐからこっそり始まっていたプロジェクトなので訴えてこないような対象を割と時間をかけて調査をしました。出来るかどうかでいえば2話後の迷宮実習で一応描写はできたと信じたいです。

批判が起きなかったのは大規模スタンピードで老人も含めて国民の危機感が高まったのもあります。万が一炎上したらスタンピードもあるんだしやっぱり老人でも戦える能力はあったほうがいいのでは無いかだから試験的にこういうのもやってもいいんじゃないかという意見に誘導して何とか鎮火を目指す予定でした。それでも罰金は炎上しそうですが。

一応この糞条件を突きつけてもまだ誰かに必要とされてるんだな、と逆にやる気を出す人を選別して送っています。老人だったら手あたり次第だったら大炎上間違いなしです。

師匠である主人公も玉輝だったらこの迷宮は行けるだろと思ったので送り出しました。ことあるごとに俺もお前も中身があれだからその分人をやめないと生きていけないぞと囁く師匠のせいで人をやめていくことにそんなに抵抗がなくなったというのもここまで強くなった理由です。

想像通り仲間意識があります。師匠の地獄のしごきを乗り越えた同胞的な。割と仲間認定した相手には遠慮がなくなる性格で、修業後半では師匠相手に常時こんな感じだったからダンジョンチューバーもまあ行けるだろ、と主人公は勘違いしてしまいました。

兄のほうです。碧佐が弟の方。23話でフルネームが何度か出ていますが確かに少なかったかもしれません。少し増やしておきます。後は24話で弟を碧佐碧佐連呼しているのでそれで兄が玉輝で弟が碧佐と区別してもらえたら。

報告ありがとうございます。誤字が多めですがさすがにひどい誤字なので修正しておきました。確かに人の名前になってもおかしくないですね。

基本的に迷宮は能力発現に役立つ場として神々は用意してくれています。全迷宮がチュートリアルみたいなもの。ドロップとかは撒き餌です。徹頭徹尾迷宮に潜って存在を研鑽せよ、と言いはしませんが推奨しています。まあまだ危機感は薄いので大多数は迷宮潜りに消極的です。
病越の迷宮もそれです。病で迷宮に挑む権利すら持たないことがあってはならないという意図。ただし用意はしても詳しいことも場所も言わない。