空を見あげたら、祝福するような感じで月の光がさしていた

夜空らむね

第1話 再会

今日は、久しぶりに飲んだ。

繁華街を歩いていると見知った顔を見つけた。

「小鳥遊先生?」

高校のとき英語担当だった。

そして僕の好きな人だった。

あれから13年。

少し歳をとった彼女がいた。

「はぁはぁ……」

僕が声をかけるなり、苦しそうに息をしうずくまった。

「大丈夫ですか!」

返事がないが、彼女を背負い別の場所に移動した。

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