20150523
子供を守る病院には鉛筆で塗りつぶしたような人型の化け物が現れて、危険レベルごとに対応が変わる。子供を全員部屋に入れ、分厚い扉を閉じ、安心させるアナウンスを流すと扉が青色に点滅する。危険度が最高レベルに達すると、すべての子供を部屋にいれていては間に合わないので、何人かは見捨てる。
部屋に入れなかった一人の女の子が走って廊下を曲がると化け物がいて、女の子は叫んだけどだれにも助けてもらえず、口から吐き出された光で焼けて死ぬ。
四階に行きたいのに、地下から乗せられた透明なエレベーターは最上階の展望台まで止まらず、降りることができない。赤い下駄を履いた大天狗と、痩身の白い狐の正体はわかったが、あと一人がわからない。関西から沖縄までバスで三時間。タイヤが泥にはまったバスは三十分抜け出すことができない。
ベッドに寝転がって文句を言いながら焼肉を食べる。少し硬いけど久々の肉はおいしい。高い金を払っても、対応が悪いから四百円でいい。
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