「幻想曲 ニ短調」 モーツァルト

<タイトル>


幻想曲 ニ短調 K.397(385g)


<アーティスト>


ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト


<おすすめCD>


イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ)


https://www.youtube.com/watch?v=f5F-djMF26s


https://open.spotify.com/intl-ja/track/439AvlRiPEIEeT2qJOenje?si=6a07ed90b5e64182


<解説>


 何となく、ポレゴレチさんのアルバムが聴きたくなって、手に取りました。


 ポゴさん(汗)といえば、かつてショパンコンクールに出場した際、箸にも棒にもかからない評価を受けたのですが、審査員のひとりだったマルタ・アルゲリッチが、「彼こそが天才よ」という言葉を残し、席を立ったというエピソードが有名です。


 最近、新しいアルバムを久しぶりに出したようですが、年齢を重ねたジャケット写真に、時代の流れを感じました。


 完璧主義タイプの方なようで、出したアルバムの数こそ少ないですが、この「幻想曲」を含むモーツァルトの作品集は、砂糖の粒が跳ねまわっているように聞こえ、聴いていて楽しくなることうけあいです。


 モーツァルトのニ短調の曲には、どこか特別な感じを持ちますが、暗い音楽のようでいて、甘く切ないところが、モー先生の本領発揮といえましょう。

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