序盤で殺される悪役貴族に転生した俺、外れスキル【創造魔法】を駆使して最強を目指します。そしたら王女と勇者が俺から離れてくれません。
@Soraran226
第1話 悪役貴族に転生しました
アクションRPG【魔法と剣のファンタジーオンライン】
舞台は王国であり、主人公とヒロインが魔王を討伐するという王道の物語だ。
キャラクターデザインはアニメ調であり、ゲーム性としてはアクション要素が強い。
そしてこのゲームの最大の特徴は、なんといっても戦闘システムの自由度の高さだ。
システム一つで何十通りもの戦闘に対応できるのが特徴であり、そこがプレイヤーの間でも評価が高いポイントである。
また、このゲームはストーリーも面白く、様々な分岐ルートが存在する。
ボリュームも非常に多く、やり込み要素が高いのだ。
そんで全てのルートで必ず死んでしまうキャラクターがいる。
それは魔王、そして悪役貴族であるレンス・ルーパートだ。
レンスは主人公と同じクラスなんだが、レンスの立ち位置はかませ犬である。
レンスは負けイベントを何度もこなし、最後は学園で暴走して勇者に討伐されるという運命にある。
なぜ俺が突然こんな話を始めたかというと、そのレンスに俺が転生したからだ。
前世の記憶が戻ったのは数日前、ちょうどその時にスキル鑑定が行われており、その鑑定で俺のスキルが判明した。
しかし俺の能力は外れスキル【創造魔法】だった。
ルーパート家は剣士のスキル【剣聖】、もしくは賢者のスキルが期待されている。
なのに俺に与えられたスキルは外れスキルだ。
そのおかげで家族は俺をゴミのような存在として扱うようになった。
『貴様は出来損ないだ』
俺に父であるラーク・ルーパートはそう言い放つ。
それに続けて次男や三男も父と同じように罵倒の言葉を浴びせて来る。
「こんなに無能な弟で恥ずかしいぜ!」
次男と三男は俺を馬鹿にするようにそう吐き捨てた。
俺はそんな彼らを見て、何も言えずに俯く。
だが悲しくて俯いているわけでは断じてない。
俺は今までの事を思い出しながらニヤリと微笑んだ。
俺のスキルは別に外れスキルではない。
このスキルは魔法を想像することで魔法を発動できるスキルだ。
だが欠点として魔法の知識が乏しいと魔法は発動しない。
だが俺はその知識を既に持っている。
前世の記憶のおかげでな。
物語が本格的に開始するまで、あと1年ある。
俺はその期間でこのスキルを成長させる。
そして魔王を倒してやる。
そう俺は決意し、その日からスキルを成長させるための日々が始まるのだった。
―――
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