19 シニア犬



 10年前にお迎えした我が家のボーダーコリー犬。

 シニア犬になり、黒い毛に白髪が混じるようになってきました。

 眉毛ができて可愛らしいのですが、シニア犬らしく堅物なところも出てきています。それすらも愛せるのは、10年という年月を一緒に生活しているからなのかもしれません。


 わたしたち家族は、ボーダーコリーという犬種特有の賢さに助けられながら10年を過ごしていると言っていいほど、賢い犬種です。

 きっとこれからも彼の賢さに助けられていくのだと考えると、無限の愛情と感謝を無条件に注ぐことで応え、言葉が通じない(弱音を吐かない)からこそ、最大限にサポートする生活を過ごしているわけです。


 何歳になっても、犬種らしくボール遊びやプール泳ぎ、家族との外出が楽しいようで、若い頃より疲れやすいのに、楽しそうな表情をしてくれます。

 最近は、ちょっとした疲労や暑さで体調を崩すことが多くなりました。

 飼い主も楽しくて、つい体力以上に遊ばせてしまうこともあり、反省しっぱなしです。

 この2か月あまり、体調を崩し動物病院に行き、回復したと思えば、微妙に悪化を繰り返していて、良好な状態を継続させてあげられておらず、不甲斐ないと思いつつも、最善の手段を取ってあげることしかできなくて、もどかしい思いで過ごしています。


 体調を崩すといっても、お腹が緩くなってしまうことと、アレルギー反応が出やすくなっていることが最もな懸念事項です。

 また、股関節のレントゲンを撮る機会があり、股関節のはまり方が浅いそうです。

 シニア犬専用のフードで、股関節に配慮してあるものや腸内環境を整える機能などを選んで、与えて様子を見ているような段階で、まさにトライー&エラー。

 食事や運動に気を遣うのはもちろんのことなのですが、いわゆる『良い塩梅』を見つけることに手探りな日々。


 良い時も悪い時も一生懸命(真摯)に向き合って、いつか『良い塩梅』を見つけていきたいと考えております。


 それと、わたしが彼に毎日伝えている言葉は、「大好き」「ありがとう」「お口の健康は大事(歯磨き)」の3つです。

 理解していただいているかどうかは、わかりませんが。



 (2024.9.21)

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