一日何編『蔦が這い、緑がしょげて除草剤』3分の2
朶骸なくす
「シックス・センス」#なくさずの詩より
昔、ほんの昔、もっと昔かも知れない。何枚もの画用紙で黒の鯨を描いた少年がいました。それが一つの絵だと分かったのは教師だけでした。体育館を埋め尽くす画用紙には真っ黒なものを中心に展開された魚影。一枚サイズの瞳。でも、興味だけで誰も褒めることはありませんでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます