人外が人に紛れてダンジョンを攻略する話

水瀬 若葉

第1話 現代

“宇宙”それはこの世界に存在する膨大な今なお拡大し続ける空間だ。

この空間には、人の他に知性の持った者達が存在している。

その中で少しだけ秀でた文明を持つ種族が存在した。

彼等は生物の意識に乗り移る事ができ、さまざまな情報を集めることを趣味としている。

そして、彼等の種族名は、“イスの偉大なる種族”なぜイスと言う種族が偉大と言われているか、それは公然明白だ、彼等は時間を掌握したのだ。

さまざまな時間帯に移動し、様々な世界線に移動する。それが彼等の偉大たる所以なのだ。

世界線とは、そうだな、世界線とは樹木のように枝分かれしている者だ、朝君は5時に起きてコーヒーを飲むと言うルーティーンがあるとしよう、世界線はそれを忠実に行った世界線と、行わなかった世界線、行ったが起きる時間がそれよりも遅かった世界線など様々だった。

彼等イスはそれらの無数に存在する世界戦を管理し、何万に当たる繁栄を謳歌してきた。


でも彼等には異変が起こった、起こってしまった。それはこの世界での一部、地球という文明にダンジョンができた世界線が生まれたという事実である。


そんな中、イスと言う種族である私はとある魔術適正の高い少女に乗り移り現代を生活している。

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