3. 具材の意味 3-1. OKなもの
まず、具材のチョイスとして大正解なものを3つ紹介しておきます。
ちゃんとそれぞれに意味合いもあるので、それもセットで押さえておきましょう。どれも結構王道のものなので外れはないかと思います。
(まれに好みではないという人もいるので、アプローチするにあたってのリサーチ力なども問われるかもしれません)
一つ目は梅干し。
あの赤くて酸っぱくてぎゅってなるやつです。
実はこの3つの要素すべてが相手を想う気持ちとしてはベストなものなのです。
まず、情熱の赤はそれだけで気持ちがめらめらと湧き上がってくる感じが伝わるのでいうことはなしです。
酸っぱさに関していえば、恋というものはえてして酸っぱさを含んでいるものなので、先ほど酢の物人気も上昇中という話にも触れましたが、恋愛のメタファーとして酸っぱいものはよく使われるのです。
そして、あのぎゅっとなる感じはまさに込めた想いと同じくらい。
それに、「あなたのことをぎゅっとしたい」なんてかわいいメッセージまで入れられちゃったりもします!!
あと、お節介ですが種なしの方がもちろん喜ばれます。
最後に吐き出すさまはあんまり人前でしたいものではないので、そういうところに配慮できるかどうか、も贈り物評価の一つの軸になってくるのです。
二つ目は昆布。お出汁としてもおいしいやつです。
昆布は見た目はパッとしない海藻かもしれませんが、内面にうまみ成分をたっぷり含んでいるという特徴があるので、ホワイトデーのおにぎりの具として入れると、「あなたの内面に惹かれました」という意味が出てきます。
さらには、お出汁を取る時にじっくりと煮ることから、「時間をかけて二人の関係性をじっくり築き上げていきましょう」なんてポエティックな意味も持たせることができるのです。おしゃれですね。
三つめは少し意外かもしれませんが、ツナマヨです。
おにぎりの具として邪道だ、と考えている人がもしいたら、その考えはいったん脇においてみるといいかもしれません。
案外おいしいですよ。
特にマヨネーズにこだわることが大事かもしれません。
混ぜる割合とか工夫して至高のツナマヨをつくってみるのもいいでしょう。
ここで大事なのは、ツナとマヨネーズがバランスよく混ざっているという点。
つまり、ツナマヨのおにぎりには「最高のコンビネーションになる」というメッセージが込められる、というわけなのです。
恋人になりたい、と思って渡すプレゼントにこんなに素敵でぴったりな言葉なかなかないですよね!?。
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