人民網日本語版 中国VS創価学会  V.1.1

@MasatoHiraguri

第1話 人民網日本語版に見る創価学会

AAA. 数日来、人民網日本語版には創価学会の記事が掲載されています。


○ 日本の創価学会青年代表団が中国人民抗日戦争記念館を訪問

人民網日本語版 2024年05月28日15:27

○ 創価学会の青年代表団が訪中 北京や新疆などを訪問へ

人民網日本語版 2024年05月28日15:43

○ 日本の創価学会青年代表団が中国伝統手工芸を体験

人民網日本語版 2024年05月30日15:28


○ 日本の創価学会青年代表団が新疆の「交河故城」を見学

  人民網日本語版 2024年06月03日15:50


BBB. 一方、6月6日にはネット上にこんな記事が掲載されました

この記事は人民網日本語版ではありません。

「なぜフランスでは「創価、幸福の科学、統一教会」がカルト扱いされているのか…フランスがカルトを規制する上で注視する「10の基準」とは」

島田裕巳 2024/4/24

https://shueisha.online/articles/-/250664


島田裕巳という方は、東大出の宗教学者です。


○ カルトとは

①崇拝。

②狂信的な崇拝。「―集団」

③少数の人々の熱狂的支持。

広辞苑 第七版 (C)2018 株式会社岩波書店


○ 狂信的とは

「サイコパスpsychopathy 精神病質の俗称」ということであり、そんなカルト団体の活動目的とは、政治・経済・文化において実質上の成果をあげること(金儲け)ではなく、政治・経済・文化における実行者・担い手を精神的にコントロールすることにある。

  「創価、幸福の科学、統一教会」それぞれ独自のサイコパス手法があり、それをかの宗教学者さんは分析されていらっしゃるようです。

  まあ、私がかつて関わっていた禅宗についても「サイコパス」的扱いをされていたことがありましたが、どんな宗教でも、何らかのサイコパス的風合いがあるが故に「宗教」なのでしょう。


CCC. 私の個人的体験から見た「創価学会」

島田裕巳という宗教学者は、あくまでも宗教という観点から創価学会を観察されていますが、私は「互助組合」だと思います。仕事の斡旋・情報収集するためのギルド、或いは日本における座であり、サイコパスを利用した、精神コントロールにその目的がある。

故にフランス人は「カルト」と呼ぶのです。

ギルド:中世ヨーロッパの同業者組合。同業の発達を目的として成立。11世紀に商人ギルドができ、12世紀に手工業者ギルドが派生。都市の政治的経済的実権を把握した。

座:中世、商工業者などの同業組合。貴族・社寺の保護を受け、商品の製造・販売上の独占権を持った。 広辞苑 第七版 (C)2018 株式会社岩波書店

カルトやギルドには「秘密結社」というニュアンスもあります。

彼ら以外の者には知られたくない秘密(の教義)がある、ということです。

まあ、国家には国家機密があり、企業にも企業機密というものがありますから。

○ 子供の頃(50年以上昔)、近所に創価学会の人(在日韓国人)がいて、毎日夕方、お経を唱えていましたが、信心深いいい人でした。ご近所の誰も創価学会の勧誘を受けたこともなく、政治の話もなかった。当時は、巨大な創価学会会館なんて、金がかかるものもなかったので、「在日韓国人の共済組合(金の貸し借り)・互助組合(仕事の斡旋)」「金のかからない素朴な宗教」だったようです。

○ (40年前)アメリカにいた頃、「元マフィアのボス」という方がおられて、その方のお話では「マフィアとかコーザノストラなんていない。マスコミが作った名前だ。オレたちはイタリア移民(在米イタリア人)の互助組合だ。警察は助けてくれない、弁護士を雇う金もない。だから、自分たちで結束してイタリア人の利益を守った。もしマフィアと言うなら、赤ん坊から年寄りまで、イタリア移民全員がマフィアだ。」と。

○ (30年前)鎌倉に住んでいた頃、妻(現在は離婚しています)からこんな話を聞きました。

    「妻の高校時代の同級生が、選挙のとき彼女のところへ夫婦で押しかけてきて、公明党に入れろと折伏(強引に説得する)された。宗教の話は一切無し。ただただ、公明党の立候補者に投票しろと、5時間くらい家に居座られた。」

学生時代、妻は彼女が在日韓国人であることは知らなかったのだそうです。

つまり、50年前と30年前とでは、同じ創価学会でも全く違う体質になってしまったようです。在日韓国人の純朴な助け合い組合・心の拠り所から、カルト的な政治・宗教団体に変質した。そんな創価学会がフランスにまで進出し、カルトの認定を受けた、ということなのでしょう。

その意味で、現在の「クルド人」と呼ばれる人たちも、「自分たちの権益を守る」ために創価学会と同じ道を歩んでいるというか、やがて創価学会の下部組織になるのでしょうか。


2024年6月10日

V.1.1

平栗雅人

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