「最終話」とありますし、途中から読み始めているのもあり、人物の区別が難しいなぁと思いながら読んでいました。
登場人物すべて女子高生で、なんとなく影のある性格も似ている気がして判別しづらいのですが、それを無視して、雰囲気だけでも楽しめた作品でした。
過去のトラウマから傷ついたまま、うまく人間関係が結べない女の子たちの話です。
一般人的な視点の傍観者がいてもいいのかもしれません。
つらそうだな、とは思うのですが、なかなか理解には及ばないので。
とはいえ、『あんたとシャニムニ踊りたい』というタイトルのセンスが私は好きです。
「あんた」ってのと。
「シャニムニ」ってのと。
「踊る」って、言葉選びのセンスが好きです。
ビアンっぽいのも、分かる。
無茶苦茶だけど、ガムシャラに、好きなんだなと。