第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト【短歌】

朝路千景

一首部門

涙とは最小単位の星座ゆえ拭ったその手は神話を創る


思い出になるね僕たち終わりだね氷が残るアイスコーヒー


衣擦れの音を一人で聴く夜の月の光の饒舌なこと


あなたへの言葉を光とするならば瞳ににじむ朝焼けは愛


星の数ほどの男がいるけれどアークトゥルスは必ずひとつ


途中とか全部飛ばして抱いたろか?やっぱ好きってアhold me tightやね


何が良く何が悪いか知る由もないハルシオンの向きはそれぞれ


ひとりよりふたりは遥か三日月は君に溶けないところをえぐる


在りし日の傷は上手に抱きしめてどうせあなたにSpring has come


君・さくら・好きだよ・さくら 夕闇に触れた言葉はどうして綺麗?




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第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト【短歌】 朝路千景 @chikage_tanka

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