宮野紗季3
あの後お昼ご飯を食べた後は優くんとは喋らなかった。
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-家に帰り-
私は昨日のことで頭がパンパンだった
だって、急にあんなことをしてしまったから
どうも彼の前だといつも通りの私でいることは出来なくなる
「はぁ、なんか納得いかないような感じだなぁ、」
「恋してる子ってこんなに難しいの!?」
私は初めて恋の大変さを理解した
今まで告白してくれていた人も大変だったんだなぁと思った
「さて!明日も早いし今日はもう寝よう!!」
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「おはよー!」
私は元気に挨拶して教室に入る
私の家は学校から結構離れているため、ホームルームの10分前ほどに着く
私は遅めについている方なのだろう。でも、優くんはそれよりも遅く来る
「うわー!!やべギリギリ!!」
といい2分前に教室に入ってきた
いつも寝癖はないのに、今日は横のところがぴょんとはねていた
「うわーw優なんだよその髪ww」
「え、なんかやばい?」
「鏡見ろって」
「え、?うーわやばw!」
これ間に合うのかなぁと思っていると
−キーンコーンカーンコーン−
「あっ」
「はい。杉野遅刻な。」
と先生が呟いた
「えぇ〜俺教室いましたよ?」
「着席してないから遅刻扱いです。」
「ちぇっ」
「うぇーいw優どんまいw」
「お前ら覚えてろ」
朝はバタバタしていて優くんには話しかけられなかったけど、ちょっと可愛い優くんが見れていい朝だったと思う
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