第8話 ビーフ・ブルギニョン
#### 材料
- **牛肉(肩ロースまたはもも肉)**: 1kg
- **赤ワイン**: 750ml(フルボディが望ましい)
- **ビーフブロス(またはコンソメ)**: 500ml
- **ベーコン**: 150g(細切り)
- **玉ねぎ**: 2個(粗みじん切り)
- **にんじん**: 2本(輪切り)
- **セロリ**: 1本(みじん切り)
- **にんにく**: 3片(みじん切り)
- **トマトペースト**: 大さじ2
- **トマト(角切り)**: 2個
- **マッシュルーム**: 250g(スライス)
- **小麦粉**: 大さじ2
- **バター**: 50g
- **オリーブオイル**: 大さじ2
- **ローリエ**: 2枚
- **タイム**: 小さじ1
- **パセリ(みじん切り)**: 適量
- **塩**: 適量
- **黒こしょう**: 適量
#### 手順
1. **マリネの準備**:
- 牛肉を適当な大きさにカットし、ボウルに入れる。
- 赤ワイン、ローリエ、タイムを加え、冷蔵庫で一晩マリネする。
2. **調理の準備**:
- 牛肉をマリネ液から取り出し、ペーパータオルで軽く拭き取る。マリネ液は取っておく。
- ベーコンを細切りにする。
- 玉ねぎ、にんじん、セロリ、にんにくをそれぞれみじん切りにする。
3. **ベーコンの調理**:
- 大きめの鍋にオリーブオイルを熱し、ベーコンをカリカリになるまで炒める。炒めたベーコンは取り出しておく。
4. **牛肉の焼き色付け**:
- 同じ鍋にバターを加え、牛肉を全面に焼き色がつくまで強火で焼く。焼けた牛肉は取り出しておく。
5. **野菜の炒め**:
- 鍋に残った脂で、玉ねぎ、にんじん、セロリ、にんにくを透明になるまで炒める。
- トマトペーストと角切りトマトを加え、さらに炒める。
6. **ソースの作成**:
- 野菜に小麦粉を振り入れ、しっかりと混ぜ合わせる。
- マリネ液を少しずつ加え、ダマにならないように混ぜる。
- ビーフブロスを加え、塩と黒こしょうで味を整える。
7. **煮込み**:
- 鍋に牛肉とベーコンを戻し入れ、ローリエとタイムも加える。
- 鍋を蓋して弱火で約2時間煮込む。途中で時々かき混ぜ、焦げ付かないように注意する。
8. **マッシュルームの調理**:
- 別のフライパンにバターを溶かし、スライスしたマッシュルームを炒める。炒めたマッシュルームは煮込みの最後に加える。
9. **仕上げ**:
- 煮込みが終わったら、ローリエを取り除き、パセリを散らす。
- さらに塩と黒こしょうで味を調整する。
10. **サーブ**:
- ビーフ・ブルギニョンは通常、マッシュポテトやバゲット、バターライスと共に提供される。温かいうちにサーブして、豊かな風味を楽しんでください。
以上が、フランス料理の伝統的なビーフ・ブルギニョンのレシピです。料理対決で使われたこのレシピは、ピエールの技術と情熱が詰まった一品です。ぜひお試しください。
【完結】パリオリンピック グルメミステリー: 失われたレシピ 湊 マチ @minatomachi
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