第46話 みーんな、お休み!

あぁー(=´∀`)

ベッドから出なくていいこの幸せ…


俺はその日寝まくって、起きたのが15時頃だった。

流石に頭がぼーっとするな…


そして腹が減った。


ダイニングに行き、虹色野菜のカレーライスを食べて紅茶を飲んだ。


夕食まであと4時間あるし…

エブリファーム区に出てみるか…!


俺はそして、屋敷から出た。


働いてる奴は居ないが、野菜や魚、剣や米、小麦などがたわわになり、畑は輝いていた。


虹色野菜のカレーライスも美味しかったしなぁ。

と、思った所でふと気づいた。


そう、俺がつくる虹色野菜にはステータスアップする効果があった事に…

以前、リアーナが虹色レタスを食べて、攻撃力が上がったのだ。


とすれば…


ギルドメンバーに虹色野菜を食べさせ続けてれば、どうなるだろうか…?

最強の戦士が出来ちゃうんじゃね!?


すぐに、ターナを屋敷のリビングに呼んだ。


「都長、どうしたんですか?」


「うん、ターナ。

君に使命を与えよう!


虹色野菜の研究を加速してくれ。

そして、虹色野菜の畑を作って、ギルドメンバーに毎食たべさせるんだ!」


俺は言う。


「はい、頑張ります!


でも、どうして虹色野菜を…?」


「カクカクシカジカで、虹色野菜にはステータスを上げる効果があるんだ!

ギルドメンバーにはまだ内緒だぞ?」


俺。


「そうなんですね!

すごい!

わかりました!」


ターナはそう言って、部屋に戻って行った。


そうして、休みの日もあっという間に終わったけれど、とても良いリフレッシュになった!














そして、次の日からまた忙しい日々が始まったのだった。


その日、八百屋と魚屋がオープンし、俺は店員として、野菜や魚を売っていた。


「へぃ、らっしゃい!」


「どれも新鮮で美味しいよ!」


その頃には、このEarthに入るのには、俺かカイが発行した厳正なる許可証が必要だった。

しかし、それでも、この街に遊びに来たいという人々は後をたたなかった。


「三角とうもろこし頂戴!」


「黄金のさつまいも、いくら!?」


「この間とげとげしいたけ食べたら美味しかったのよぉ!」


「ピカピカ鯖頂戴よ!」


「ツルツルサーモンの切り身ください!」


八百屋と魚屋の品は外部からのお客さんにも、Earthに住むお客さんにも売れに売れた。


そして、ほとんど完売状態になって店を閉めた。


さてと、ギルドに行ってみようか?


俺は八百屋と魚屋を閉めるのを手伝ってギルドに向かった。


「よぉ、エイト!」


外で、ギルメンを訓練しているロアがいた。


「ロア!

どうだい?

ギルドメンバーの調子は?」


「…虹色野菜を食べてから、攻撃力が上がった奴が増えた…

お前何か隠してるだろ?」

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