掌編・『海洋』
夢美瑠瑠
第1話
※6月7日の「海洋の日」にアメブロに投稿したものの転載
海、も洋、も類義語ですが、…と、マンネリのコラム風書き出しが嫌やが?w
海は sea で、洋は ocean となるかな? フランス語の la mer は、母親と同じ綴りです。漢字にも母がある。
世界には7つの海がある、と言われて、太平洋、大西洋、インド洋、南氷洋、東シナ海、地中海、北極海…? 今、適当に書いたので調べてみると、全然違っていましたワラ
南北の太平洋、大西洋で4つ。
あとはインド洋と北極海南極海で、7つだそうです。
太平洋は、Pacific Ocean と綴るが、これは「凪の海」、穏やかな海という意味で、マゼランが命名した。世界一周途上のマゼラン一行が初めて太平洋に進入したときに、「凪ぎ」の日が何日も続いたからだそうです。
大西洋は、Atrantic Ocean で、これはうろ覚えですが、プラトンがアトランティス大陸という古代の伝説の文明のことを書き残していて、そこから来ているらしい。アトラスというのは世界を支える神様で、シジフォスの神話のシジフォスと同じ。似た語源かと思う。
地中海は Meditteranian Sea だったか、ややこしい綴り。 meditater とか media とか、媒介するという意味の単語に近いニュアンスかと思う。
暇な時とかはよくいろいろこういう「語源」についての妄想とかしますが、そうすると「うみ」というのも、生命を産む、から来ているような気もする。英語の sea は大文字の She つまり大いなる彼女?とかそこから派生しているのか?とか…
海、海洋というのは、それにしても、到底、個人のあやふやな感覚的にすら、十分に把握理解がおぼつかない巨大で神秘的な底知れなさを秘めた、 ブラックボックスのような存在、何物かと思う。
クジラなんていうのも途方もない生き物で、陸に上がってまた海に帰ったとか?そういうのも extravagantな不可解な話だ。
それでみょうちきりんな潮吹きなんて呼吸法をしている?
科学は進歩してきているが、宇宙にしろ自然界にしても、わからないミステリアスな要素が大多数を占めているのが多分現今の状況で、そういうマクロな視点で、ちまちました日常のトリヴィアリズム、些末ないざこざとか感情的な反目?を相対化していくという…これからの「新しい人」は、地球や人類のために、そういう風に目覚めて、厳粛に綱渡りをしつつ、見る前に跳んでいかなくてはならない…のだと思う。
掌編・『海洋』 夢美瑠瑠 @joeyasushi
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