もっふもふな動物に囲まれる異世界スローライフ

第7話牧場の発展計画③

ヒーターの設置が完了した後、太郎は次に動物たちの水飲み場とシャワーの整備を進めることにした。

清潔な環境を保つために自動水やりシステムを導入し、動物たちがいつでも新鮮な水を飲めるようにするのが目標だった。

次の朝、太郎はミントと一緒に自動水やりシステムの設置を始めた。

「ミント、このシステムが完成すれば、動物たちがいつでも新鮮な水を飲めるようになるね。」

ミントは頷いて言った。

「そうですね、太郎さん。これで動物たちの健康も守れますし、作業も効率的になります。」

村の広場に集まった村人たちに太郎は計画を説明し、協力を呼びかけた。

「皆さん、今日は自動水やりシステムの設置を進めます。動物たちがいつでも新鮮な水を飲めるようにするためです。皆さんの協力が必要です。」

村人たちは太郎の話に耳を傾け、次々に手を挙げて協力を申し出た。

「配管作業は任せてください！」

「水槽の設置なら手伝います！」

太郎は皆の協力に感謝しながら、作業の段取りを決めていった。

「ありがとう、みんな。これで計画が順調に進みます。」

太郎はリリーと一緒に動物たちのシャワーの設置も進めることにした。動物たちが清潔で健康に過ごせるようにするためだ。

「リリー、このシャワーを設置して、動物たちがいつでも体を洗えるようにしよう。」

「はい、太郎さん。これで動物たちも清潔に過ごせますね。」

太郎とリリーは協力してシャワーを設置し、動物たちが快適に体を洗えるように整備を進めた。村人たちも一緒に手伝い、作業は順調に進んだ。

村人たちの提案で、村人達に一般開放する温泉のような施設も同時に建設をすることとなった。

「このシャワーが完成すれば、動物たちも村の皆もいつでも清潔に過ごせるね。」

「ええ、太郎さん。みんなのためにしっかり取り付けましょう！私も楽しみなので...」

蒸留システムやお湯を作り出す機械の様なものを、魔石を使用し作成していく。やはり原理が分からない。専門の人にやってもらった。

太郎が行ったのは手伝いのみ

数日後、自動水やりシステムとシャワーの設置が完了し、動物たちが新しい設備を利用している姿を見た太郎は、達成感と喜びでいっぱいだった。

「みんな、本当にありがとう。これで牧場がもっと良くなったよ。」

クラウスが太郎に感謝の言葉を述べた。

「太郎さん、あなたのおかげで牧場がこんなに素晴らしい場所になりました。動物たちもきっと喜んでいるでしょう。」

リリーも微笑みながら言った。

「太郎さん、村のみんながあなたを信頼しています。これからも一緒に頑張りましょう。」

「もちろんさ、リリー。みんなの協力があってこそ、ここまで来れたんだ。これからもよろしく頼むよ。」

太郎は牧場の発展に対する達成感と、村の人々との絆を深く感じながら、新しい生活を一層充実させていくことを心に誓った。動物たちが清潔で健康に過ごせる姿を見て、太郎は改めて自分の存在意義を感じた。そして、村人たちとの絆も一層深まったことを実感した。