ACT1 ザニア視点①
??「まさか星神街で薬を売らせる命知らずのバカがいるとはな」
薬売人「ま、待ってくれ!!頼む!!どうか命だけは!!」
薬売人は命乞いをする。最近やけにこういう奴が多いんだよな。大抵は俺らのこと舐めてるバカの単独犯だよな。組織絡みなのが一番厄介なんだが、まぁいい。
??「なら、お前は代わりに何を差し出せる?
金か?
??「組の情報か?」
薬売人は一気に青ざめる。やっぱ組が絡んでるんだな。調べるのがめんどくせぇな。"レグルス"にでも任せておけばいいか
薬売人「金だ!金ならいくらでも払える!!だから見逃してくれ!」
??「え〜、でもなぁ〜?俺、お前の倍は稼いでるからなぁ〜」
薬売人「仲間だ!仲間ならいくらでも連れてくるから、、、!」
??「俺あと五分くらいで行かないといけないんだが、それまでに連れてこれるのか?」
薬売人が更に青ざめる。青ざめすぎてボールかと思うくらいだ。こいつハゲてるしな
薬売人「じゃあ、情報!情報をやるから、、、」
??「お?話してくれるのか?じゃあ頼むぜ」
薬売人「お、、俺は"イザナ"という組織の組員で、、、ボス直々の命令でここに来た!」
??「そうか、ボスはここについて何か言ってたか?」
薬売人「ボスは、、、ここにはサインという組織がい、、、」
【パァン】
俺はこいつの体を盾にして銃弾を防ぐ。このバカからは血が流れている。もう死んでるな
??「あ〜、恨むならお前を撃った奴を恨んでくれよ?"俺は"殺してないからな」
??(こいつを撃った奴は既に逃げたか。ま、奴自体の写真はあの一瞬で撮ったしな。後で調べてもらえばいいか。)
俺はこの死体を持ち上げ、帰路につく。
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ーサイン:本拠地ー
??「こいつの処理、頼むぜ?ロキ」
ロキ(めんどくせぇ)
ロキ「分かったよ、ザニア」
ザニア「今めんどくせぇとか思っただろ」
ロキ「なんで分かった!?」
ザニア「顔に出てるんだわ」
こいつは本当に顔に出やすいな。いつも直せと言ってるんだが、
ロキ「こいつが何処の奴かは分かってるのか?」
ザニア「あぁ、イザナと自分で言っていたな」
ロキ「イザナね。最近多いな」
ザニア「そんなにいんのか?」
ロキ「あぁ、さっきベガから連絡来たけど、あいつもイザナの奴殺したって言ってたよ。この前処理したのもイザナの奴だったし」
ザニア「そうか、じゃあ乗り込むのも近いかもな」
ロキ「でもボスは足取りすら掴めてないって言ってたよ?」
ザニア「大丈夫だ。そいつを撃ち殺した奴の写真を撮っていたからな。」
俺はロキにこの薬売人を撃ち殺した奴の写真を見せる。写真に売っているのは、スナイパーライフルを構えた黒髪の男の姿。
ロキ「なんだ、お前が殺したわけじゃないのか。珍しいな。」
ザニア 「あぁ、こいつが全て自白した後に殺そうと思ってたんだが、先を越されてな」
ロキ「そうか。で?これは
ザニア「あぁ、楽しみだな。イザナに乗り込むの」
ロキ「...程々にしろよ?」
to be continued→
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