第三十一条
詩であるから。詩。ポエム。いまさら、ポエムだと ? ここにはなにかしら人をおびえさせ、あるいは嘲笑をもって憚られるものがある。「敬して遠ざける」以上の何かが。だがその内実はいったい何なのだろう ? パンよりも詩を生存のために優先するということが人間の本質であることを実証した詩人がいたが、実はあなたもそうだったのではないだろうか。実は詩がほしくてたまらなかった……。代用品ではもう満足できないカラダとココロになってしまっていた。あなたの内部でいまだ発現していないものを喚起させることもまた、本書の役割である。この書の中核にはある詩群が据えられているが、全体を詩として俯瞰・鳥瞰するなら別の趣もあるのかもしれない。
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