超絶陰キャの俺に王子様系女子のカノジョができた話。

ハルちゃそ

第1話

「僕と付き合って欲しい。」

突然だが今俺、西園寺さいおんじ悠人ゆうとは告白をされている。

それも全校生徒にとっての高嶺の花であり、みんなからイケメンという定評を受けている彼女、東雲しののめ彩月さつきから。

「は?」

「あぁ、勘違いしないで欲しい。別に君に恋愛感情なんてものを持ったわけじゃないんだ。

ほら、僕はモテるだろう?最近ちょっとうっとうしくなってきてね。君に僕の風除けになって欲しいんだ。まぁ簡単に言ったら…俗に言う彼氏役ってやつさ」

「いやいやいや」

「あっちなみに君に拒否権はないから」

と彼女は思い出したように言った。

「な、なんでおれなの?」

「それは君が世間一般で言う陰キャだからだよ

それもドがつく…」

「おい、なんか可哀想なものを見るような目で見るなよ!悲しくなってくるだろう!そもそも俺だってやりたくて陰キャしてるんじゃないんだよ!」

「おっと、ごめんごめん。でも良かったじゃないか、君のその陰キャという特性のおかげで全校生徒の憧れの的であるこの僕と仮とはいえ付き合えるんだから!」

「本当に意味がわからない。なんで僕なんだよ。あんたの意図が全く見えない」

「まだそんなこともわからないのかい?はぁ、まぁいいさ。君と俺は今日から仮の恋人同士になるんだということだけ分かれば」

「そこが一番わからないのさ‼︎どうして君のような人と俺なんかが付き合うなんてことになるのさ!そもそも話したのもほとんど初めてじゃないか。悪いかもしれないが俺はお断りだね。使い潰される未来しか見えない」

そしてまだ、この時の俺は思いもしなかった。この日の出来事が俺の人生の分岐点になるとは。

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おはこんばんにちは。作者のハルちゃそと申します。ちゃそをカタカナにしていないのはわざとなので指摘しないでね。一応書いておくと自分はバリバリの中◯生です。

学業に専念する身ですので超不定期公開なのは許してくだちぃ。

あと誤字脱字やここはこういう表現の方がいいんじゃないかなと思われた方はどんどんコメントして下さい。気づけたら、気づけたら!直しておきます。

最後に、こんな年齢で小説なんか書いてるイキってるエロガキですが、応援して下さると嬉しいです。

ハルちゃそでしたー。

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