おばさん
明鏡止水
第1話
おばさんとの思い出。
優しい人だったと思う。
息子二人のことを大切に思っていて、猫も大好きだった。
でも、若くして亡くなった。
五十代にも届かなかった。
優しい優しいおばさんの血を受け継ぐ息子が二人もいるのに、結婚やら彼女やら子供ができたという話は聞かない。
でも、それぞれ一人暮らしをしている。
立派なことだ。
今頃どう過ごしているだろう。
おばさんは癌で亡くなった。
急だった。
アニメと漫画が好きで、不登校だった私にも優しかった。
もしも、生き返ってくれたら、好きなことをして欲しい。
私と同じで、精神的に辛かった時期があったおばさんへ。
私と話してくれてありがとう。
おばさん 明鏡止水 @miuraharuma30
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
「天国」はわからない/明鏡止水
★6 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます