駅と男と罪と俺
「私は重大な罪を犯しました」
駅のホームで隣に立っていた男が不意にそう呟いた。
それから程無くして回送列車がやって来ると男は線路に飛び出した。
あの呟きは死を目前にした懺悔のつもりだったのだろうか。
俺は警察にこの事を伝えたが男が犯したという罪の証左は何一つ見つからなかった。
嘆遍醜 -即興散文小説- 貴音真 @ukas-uyK_noemuY
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