第14話 新たな課題は

だ体が重い気がする...

「アキどした?」

 朝食をとっていた時に突然言われた。

 突然のことにちょっと固まってしまった。驚いた、驚いたけどそれ以上に、

「?ん?」

「なんか、顔いつもより白ない?」

「あー、雨のせいかな?」

「湿気?」

「多分?まぁ頭が痛いとかはないから大丈夫だとは思う」

「無理はすんなよ~」

「んー、あんがと」ズズッ

 ……心配されるってこんな感じなんだな…あんま心配されることないから……体調面で

「てかこの後どうする?」

「どうするって?」

「昨日のこと以外にも決めれることはあるから」

「ああ!理解理解」

「まぁ食べたらにするか」

「、、、そうだな」


 

 パァン!

「「ごちそうさまでした!」」

 部屋にカチャカチャと軽い椀の音が響いた。片付けをすませ、机にズラリと昨日使った物たちを並べた。

「えーっと…」

「どーする?」「w」

 おい笑

「さっき話したやんけw日にち以外決まってないけどどうするって」

「、ああ桶桶思い出したわ」

 なんて言いながら付箋を机に置いて口を開いた。まだ日にちに余裕はあれどめっちゃ考えるものとかあるから、

「なら…時間はどうだ?」

「時間か…」

 確かに犯人捕まえるとか言ったから必然的に張り込みや隠れて待ち伏せって形になると思った。そうなるなら犯行時刻の予想も大まかでもしないと俺らが怪しまれる可能性が高いだろう。怪しまれて通報されるとさらにめんどくさい…いや、犯行の阻止になるなら悪くはない…いやどのみち親に連絡されたりして俺らがめんどくさいことになるな……、パスで。

 なんて思ったことを凌空に話した。

「あー、確かに!もしまた雨だったらもっと怪しまれやすくなるかも」

 雨の夜、男子高校2人が長時間公園に…不良少年やんけ!怪しくなったわ

「まぁ雨と決まったわけじゃないからこまめに天気予報とか見て追々決めてもいいんじゃないかと思う。一応俺は折り畳み傘を用意しとこうとは思ってる」

「なら俺も折り畳み傘用意しよ」

 じゃあ、と凌空はガラガラとグラスのカフェラテをストローでかき混ぜた。

「本題に 入るか」

 

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