第1章第3話意識
意識はあるため、視界や聴聞、記憶、妄想、思考はできるのに、行動と言動はいきなりコントロールできなくなってしまった。どうやら、勝手に動いている。自分の身体は商店街らしいところに向かっている。
地球でいうコンビニの前に着いてその途端、気絶するように意識もなくなり、視界が真っ暗に。
また目が覚めた。何度気絶(?)するのだろうか。場所はコンビニで変わっていない。何度視界が暗くなって明るくなるの繰り返し続くのだろうかと思いながら、視界にはゲームのメニュー画面のようなものを出せるようになっていた。脳波で操作できる。意識と視界、聴聞、身体、思考などは全て復活してある。
そして、手持ちには3000円程。あとメッセージが残されており、
「家は真っすぐ行って右に曲がって100メートル程真っすぐ行って左側にあるアパートだ。地球用ポータルがあるから自由に使え。」
とのこと。誰が書いているのかユーザー名の欄には名前が載っていない。早速行ってみることに。
部屋は結構スペースがある。ポータルに手をかざした瞬間それにすこまれた。
どうやら少し薄暗いところにてレポートされたようだ。
「何処だここ…雑木林か?」
メニューから地球地図も見れて天国に戻ることができる。場所は日本の岐阜県の山の中、日本で良かった。近くに農作業をしている人がいる。流石に棒人間の状態で見つかると混乱を招いてしまうため、身を潜める。とりあえず地球に行くことはできたため天国に戻る。
流石にこの身体で地球に行くには変な目で見られそうであるため、地球用でコスチュームを考えたい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます