学校に行く
中学みたいにならないように
簡単に休んで学校に行くのが辛くならないように
行けばきっと、楽しく生きられるのだから。
友達だってたくさんいる。悪い人なんていない。きっと誰かに頼れば、手を差し伸べてくれる人ばかりなのだろう。
それでも私は頼れない。ある一定の人にしか頼れない。
学校では人生をとことん楽しんでいる私、を演じたい。無理に心配してほしくない。
心配してほしくないくせに、褒められはしたい。
例えばテストでいい点数を取った時、抱きしめて欲しいし「よく頑張ったね」って言葉は何度でも、飽きてでも聞きたい。
誰かに褒められたい。自分が褒められたいからこそ、他人を褒める。
みんなが引くほど、私は褒める。
それは紛れもなく私がそのくらい愛してほしくて褒めて欲しいから。私の存在が承認欲求の塊なのだ。
褒められたいから努力する。愛されたいからいい子を演じる。尊敬されたいから本音を抑える。
たった一度だけでもその頑張りの糸を緩めてしまったら、また張り直すのは極めて難しい。中学生で学んだことだろう。あの時は糸を張り直すのにとてつもなく労力を費やした。
今度こそ、あんな辛い思いをしないように、努力をし続けてみたい。
疲れたら、小説がある。創作がある。ネットの人と極一定数の友達しか見ないこのコミュニティもある。この場所を有効活用しない手はないだろう。
将来、創作家になるなんてこれっぽっちも考えていないのだから、今のうちに自分が感じたこと考えたことを広い場所に漂わせようではないか。
明日からも学校だ
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